黄石市(こうせき/フアンシー-し、拼音: Huángshí)は中華人民共和国湖北省にある地級市。武漢の南東約80kmの場所に位置しており、総人口は約244万人・都市的地域人口は約118万人(2021年)。
地理
湖北省の南東部に位置し、黄岡市、鄂州市、武漢市、咸寧市、江西省に接する。長江の南岸に位置する。
歴史
黄石の前身は967年(乾徳5年)、南唐により大冶県が設置したことに始まり、その後中華民国時代まで踏襲された。
1950年8月30日に黄石市と改編され現在に至る。
行政区画
4市轄区・1県級市・1県を管轄下に置く。
年表
この節の出典[1][2]
大冶専区
- 1949年10月1日 - 中華人民共和国湖北省大冶専区が成立。大冶県・陽新県・崇陽県・通山県・咸寧県・武昌県・鄂城県・通城県・黄石特区が発足。(8県1特区)
- 1950年8月30日 - 黄石特区が市制施行し、地級市の黄石市に昇格。(8県)
- 1951年7月19日 - 沔陽専区蒲圻県・嘉魚県を編入。(10県)
- 1951年7月 - 武昌県の一部が分立し、武漢市青山区となる。(10県)
- 1952年1月7日
- 武昌県・咸寧県・通城県・通山県・崇陽県・蒲圻県・嘉魚県が孝感専区に編入。
- 大冶県・陽新県・鄂城県が黄岡専区に編入。
黄石市
- 1950年8月30日 - 大冶専区黄石特区が地級市の黄石市に昇格。(1市)
- 1959年2月24日 - 黄岡専区大冶県を編入。(1市1県)
- 1960年4月29日 - 大冶県が黄石市に編入。(1市)
- 1962年6月1日 - 黄石市の一部が分立し、大冶県が発足。(1市1県)
- 1972年1月10日 - 黄石港区・勝陽港区・石灰窯区・黄思湾区・陳家湾区・鉄山区を設置。(6区1県)
- 1979年4月7日 (4区1県)
- 勝陽港区が黄石港区に編入。
- 黄思湾区・陳家湾区が石灰窯区に編入。
- 大冶県の一部が分立し、下陸区が発足。
- 1983年8月19日 - 黄岡地区鄂城県の一部が黄石港区に編入。(4区1県)
- 1987年8月10日 - 黄石港区の一部が鄂州市鄂城区に編入。(4区1県)
- 1994年2月18日 - 大冶県が市制施行し、大冶市となる。(4区1市)
- 1996年12月2日 - 咸寧地区陽新県を編入。(4区1市1県)
- 2001年10月12日 - 石灰窯区が西塞山区に改称。(4区1市1県)
交通
鉄道
道路
健康・医療・衛生
- 鄂東医療集団黄石市中心医院
- 鄂東医療集団黄石市中医医院
脚注
外部リンク
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