副省級市(ふくしょうきゅうし)は、中華人民共和国の地方自治体の一種。
地級市として省の管轄下にあるが、経済・財政と法制の面で省と同程度の自主権が認められている。副省級市の共産党市委員会書記、市人民代表大会常務委員会主任、市人民政府市長、政治協商会議市委員会主席は副省長と同じ級別の副省部級である。
1994年2月24日、中央機構編成委員会で制度が新設された。
現在、以下の15地級市が副省級市に定められている。
かつて中華民国期には、哈爾浜、瀋陽、南京、広州、西安、武漢(漢口)、大連、青島が直轄市であった。
なお、重慶市はかつては副省級市であったが、1997年に直轄市に移行した。