鶉村(うずらむら)は、かつて岐阜県稲葉郡に存在した村である。平成の大合併以前の岐阜市南部に該当し、荒田川、境川に挟まれていた。
村名は、かつてこの地に存在した郷(鶉郷)に由来する。鶉郷は奈良時代に舎人親王の孫がこの地を開拓したときに名づけられたという[1]。『稲葉郡志』によると、この付近は低湿地で、ウズラが多く生息していたことによるという[2]。
歴史
教育
交通機関
- 近畿日本鉄道岐阜線が鶉村を通過し、駅の建設も計画されていたが、岐阜線自体が幻の路線となり、実現されなかった。
神社・仏閣
脚注
- ^ 鶉田神社の社伝による。
- ^ 『角川日本地名大辞典 21 岐阜県』角川書店、1980年9月20日。
- ^ 『揖斐郡志』、揖斐郡教育会、1924年12月、292-295頁
- ^ 農民七千が岐阜区裁を包囲、警官と乱闘『大阪毎日新聞』昭和2年11月11日(『昭和ニュース事典第1巻 昭和元年-昭和3年』本編p159 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
関連項目