魚沼丘陵(うおぬまきゅうりょう)は、新潟県中越地方南部にある丘陵。
地理
八箇山列(はっかさんれつ)とも言う[1]。
魚野川流域の魚沼盆地(六日町盆地とも)と信濃川流域の十日町盆地を隔てている。行政区分では湯沢町、十日町市、南魚沼市、魚沼市などにまたがる。長さは約30キロ、幅は約10キロであり、南北方向に長い丘陵である。南部は越後山脈(三国山脈)と接している。
魚沼丘陵の最高峰は当間山(あてまやま、1017m)[2]。丘陵の標高は概して500mから700mであり、南から北に向かうにつれて高度を下げる。北端部の魚沼市や長岡市川口地区付近では、魚野川が破間川と合流し西に転じ、さらに信濃川に合流する。この3本の川で全体的には大きな「H」の字を形成している。十日町盆地をはさんで西側にある東頸城丘陵とともに、東西方向の圧縮を受けて隆起した褶曲帯である。
北越急行ほくほく線には魚沼丘陵駅がある。豪雪地帯であり、東麓を上越新幹線が通ることもあってスキー場が多く開発されている。
横断・縦断する主な道路
脚注
- ^ “中越署の概要”. 関東森林管理局. 2021年9月10日閲覧。
- ^ 『新潟県大百科事典 上』新潟日報事業社出版部、1977年
参考文献
- 『新潟県大百科事典 上』新潟日報事業社出版部、1977年
関連項目