高見圭司(たかみけいし、1932年1月23日[1] - )は、日本の新左翼活動家。元日本社会党青年対策部長、日本社会主義青年同盟解放派幹部である。革労協が分裂した際には解放派全協(労対派)へ参加した。スペース21の中心的存在である。
経歴
現在はスペース21を主宰し、連帯社(解放派全協)に関わっている。新運転に所属する「現役」の労働者(実際に仕事をしているわけではない)である。新運転では反主流派としてグループを形成し活動しており、執行部と組合運営を巡り対立、排斥され訴訟を行ったりした。
三里塚闘争(成田空港問題)の活動にも参加している。2017年現在も三里塚芝山連合空港反対同盟(旧熱田派[2])の活動に「スペース21」所属として参加している[3]。
2014年東京都知事選挙では、鎌田慧や河合弘之、瀬戸内寂聴、湯川れい子らと共に細川護熙を支援し、宇都宮健児に対して出馬辞退や選挙活動中止などを迫った。
主な著書
- 反戦青年委員会 -70年闘争と青年学生運動-(1969年、三一書房)…序文のみ執筆
- われ一人のリープクネヒトにあらず(1970年、高見出版)
- 国民総背番号体制(1973年、三一書房)
- 資料集・戦後左翼はなぜ解体したのか(2006年、同時代社)…一部執筆
- NO!9条改憲・人権破壊 -反戦青年委員会をつくった軍国少年-(2007年、明石書店)…これまでの活動をまとめた自伝的著書
出典・脚注