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この項目では、新潟県西部にあった高田市について説明しています。
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高田市(たかだし)は、かつて新潟県西部(上越地方)に存在した市。現在の上越市南部。市制施行前は中頚城郡に属していた。
概略
江戸時代初期に、越後国・信濃国の両国で45万石を与えられた松平忠輝(徳川家康の六男)が居城として高田城を築いて以来、高田藩の城下町として栄えた。明治の廃藩置県当初は、現在の上越地方(頚城地方)を範囲とする高田県の県庁所在地であった。
周辺地域は豪雪地帯として知られ、1945年(昭和20年)2月26日には377cmの積雪を記録した。雁木と呼ばれるアーケード状の軒先など、独特の町並が残る。
地理
隣接していた自治体
歴史
沿革
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、中頸城郡高田下紺屋町、高田下小町、高田寄大工町、高田大鋸町、高田本杉鍛冶町、高田新本杉鍛冶町、高田元府古町、高田本大工町、高田中寺町、高田下寺町、高田刃物鍛冶町、高田土橋町、高田陀羅尼町、高田新田町、高田下職人町、高田善光寺町、高田長門町、高田中屋敷町、高田本誓寺町、高田直江町、高田稲田鍛冶町、高田鍋屋町、高田西村町、高田伊勢町、高田出雲町、高田関町、高田横春日町、高田竪春日町、高田府古町、高田上紺屋町、高田上蔵番町、高田新蔵番町、高田上寺町、高田横町、高田呉服町、高田上小町、高田中小町、高田上職人町、高田桶屋町、高田杉森町、高田下田端町、高田檜物屋町、高田上田端町、高田両替町、高田須賀町、高田新須賀町、高田新職人町、高士村の区域の一部、高田藪野新田村、高田陀羅尼新田、高田陀羅尼新々田及び高田川原町新田の区域をもって、中頸城郡高田町が発足する。
- 1908年(明治41年)11月1日 - 中頸城郡高田町及び高城村が合併して、改めて中頸城郡高田町が発足する。
- 1911年(明治44年)9月1日 - 市制施行して、高田市となる。
- 1947年(昭和22年)10月12日 - 昭和天皇の戦後巡幸。県立高田中学校校庭に市民奉迎場が設けられ昭和天皇を迎える。戦災者、海外引揚者住宅が視察先となる[2]。
- 1954年(昭和29年)4月1日 - 中頸城郡新道村及び金谷村を編入する。
- 1955年(昭和30年)
- 2月1日 - 中頸城郡春日村、諏訪村、津有村、三郷村及び和田村の区域の一部を編入する。
- 4月1日 - 大字愛宕国分、五智国分、毘沙門国分寺、善光寺浜、居多、居田、大場、国分寺及び虫生岩戸の区域を直江津市に編入する。
- 6月1日 - 新井市の区域の一部を編入する。
- 1958年(昭和33年)4月1日 - 大字三交の区域の一部、木田の区域の一部、中門前の区域の一部、薄袋の区域の一部及び寺分の区域の一部を直江津市に編入する。
- 1959年(昭和34年)11月1日 - 中頸城郡高士村を編入する[3]。
- 1963年(昭和38年)8月1日 - 高田市及び直江津市の区域の境界の一部を変更する。
- 1970年(昭和45年)2月1日 - 高田市及び直江津市の区域の境界の一部を変更する。
- 1971年(昭和46年)
- 4月15日 - 高田市及び新井市の区域の境界の一部を変更する。
- 4月29日 - 高田市及び直江津市が合併して、上越市が発足する。
行政
歴代市長
代 |
氏名 |
就任日 |
退任日 |
備考
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高田町長(官選)
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初 |
中川源造 |
1889年5月22日 |
1890年10月31日 |
辞職
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2 |
大井茂作 |
1890年11月24日 |
1891年8月19日 |
死去
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3 |
室十一郎 |
1891年9月28日 |
1893年10月23日 |
辞職
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4 |
中川源造 |
1893年10月31日 |
1896年1月31日 |
辞職
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5 |
倉石源造 |
1896年3月26日 |
1908年2月12日 |
辞職
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6 |
室十二郎 |
1908年7月22日 |
1911年8月31日 |
辞職
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高田市長(官選)
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事務取扱 |
寒川卯之七 |
1911年9月1日 |
1912年1月8日 |
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初 |
倉石源造 |
1912年1月6日[7] |
1921年5月13日 |
死去
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2 |
河島良温 |
1921年8月6日[8] |
1924年10月7日 |
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3 |
川合直次 |
1924年10月29日[8] |
1936年2月2日 |
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4 |
江坂徳蔵 |
1936年7月4日 |
1938年8月27日 |
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5 |
中川潤治 |
1938年10月6日 |
1945年3月4日 |
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6 |
川上大造 |
1945年5月30日 |
1946年11月20日 |
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高田市長(公選)
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7 |
関威雄 |
1947年4月5日 |
1955年1月20日 |
死去
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8 |
川澄農治 |
1955年3月15日 |
1963年3月14日 |
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9 |
小山元一 |
1963年4月30日 |
1971年4月28日 |
廃止
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経済
産業
- 農業
『大日本篤農家名鑑』によれば、高田町の篤農家は金石、室、飯塚、池内、上原、八田、山田、高橋、岡田、中川、山岸、佐藤、三上、丸山姓の人物がいた[9]。
娯楽
- 高田シネマ(本町) - 映画館[10]。
- 高田松竹館(本町) - 映画館[10]。
- 高田中央劇場(仲町) - 映画館[10]。
- 高田東映劇場(仲町) - 映画館[10]。
- 高田文化劇場(大町) - 映画館[10]。
教育
交通
鉄道
- 脇野田駅(現上越妙高駅) - 南高田駅 - 高田駅 - 春日山駅
道路
出身・ゆかりのある人物
政治家・経済人
学者
文化人
脚注
参考文献
関連項目