高力 正長(こうりき まさなが)は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将。徳川氏の家臣。官位は従五位下・土佐守。
生涯
徳川家康の重臣で武蔵国岩槻藩主・高力清長の長男として誕生。
父・清長と同じく徳川家康に仕え、三方ヶ原の戦い・長篠の戦い・小牧・長久手の戦いなどで戦功を立てた。 天正10年(1582年)には武田勝頼の娘・貞姫(後に宮原義久室)を預かる役目を請け負った。天正15年(1587年)、大番頭に就任。慶長4年(1599年)、従五位下土佐守に叙任する。しかし、同年、父に先立って早世し家督は長男・忠房が継いだ。
系譜