驢馬(ろば)は、1920年代の日本の同人雑誌。1926年(大正15年)4月から1928年(昭和3年)5月まで刊行され、全12冊で終刊した[1][2][3][4]。
中野重治、窪川鶴次郎、堀辰雄、西沢隆二、宮木喜久雄、平木二六が中心となり刊行された[2][3][5][6]。「驢馬」という名前は堀辰雄の提案で決まった[7]。彼ら同人が創刊前後に集まっていた駒込神明町(現・文京区本駒込)動坂のカフェ「紅緑」(こうろく)には、当時そこで女給をしていた田島イネ(佐多稲子)がいて、窪川鶴次郎と結婚することになった[8]。
当時のプロレタリア文学運動の盛行にあわせ、堀辰雄以外の同人はのちに結成された全日本無産者芸術連盟(ナップ)に参加した。中野重治は1954年に書いた自伝的小説『むらぎも』のなかで、この時代を作品化している。作中では『土くれ』という雑誌名になっている。
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