養国寺(ようこくじ)は、東京都文京区にある浄土宗の寺院。
歴史
1624年(寛永元年)、三木松平家の松平忠利と養国院(忠利の娘)の開基である[1]。
かつては、三木松平家から奉納された「東照宮御神像」が安置されていた。そのことから「権現さまの寺」と呼ばれていた[2]。御神像は木造で、束帯姿の坐像である[1]。
明治になり、徳川宗家の当主(徳川家達)は静岡藩の藩主となった。それに伴い、三木松平家も静岡に移住することになったため、御神像は静岡浅間神社に遷座することになった[1]。
1879年(明治12年)に火災に遭い、続いて1945年(昭和20年)の東京大空襲で、建物を全焼した。いずれも本尊と過去帳は何とか守り抜いた[1]。
寺宝等
交通アクセス
脚注
- ^ a b c d 小石川仏教会「小石川の寺院」刊行委員会 編『小石川の寺院(上巻)』小石川仏教会、2002年、243-245p
- ^ 養国寺トップページ養国寺
参考文献
- 小石川仏教会「小石川の寺院」刊行委員会 編『小石川の寺院(上巻)』小石川仏教会、2002年
関連項目
外部リンク