風雲 (1982年のテレビドラマ)

風雲
ジャンル テレビドラマ
時代劇
脚本 辛奉承
演出 黄垠軫
出演者 イ・スンジェ
キム・ヨンエ
国・地域 大韓民国の旗 韓国
時代設定 朝鮮時代末期
放送
放送局KBS
放送国・地域大韓民国の旗 韓国
放送期間1982年1月10日-12月26日
放送枠KBS大河ドラマ
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風雲
各種表記
ハングル 풍운
漢字 風雲
発音 プンウン
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風雲[1](ふううん)は、1982年韓国放送公社 (KBS) で放送された韓国大河ドラマ[2]

概要

1982年1月10日から12月26日まで毎週日曜日の夜に放送された[2][3][4]李氏朝鮮末期の権力者である興宣大院君の生涯を描く[5]。興宣大院君役をイ・スンジェが演じた[5]。他にキム・ヨンエ、パン・ヒョジョン、ソ・ウリム、パク・チリョン、チャン・ミンホ、ミン・ジファン、ハン・ヘギョンが出演した[2]。作品は辛奉承(シン・ボンスン)が脚本を書き、黃垠軫(ファン・ウンジン)が演出した[2][6]。放送開始後2か月の時点で「史劇の新面目を見せ」、「従来の史劇観念を脱し若い世代に歴史意識を悟らせる」と評された[6]

前作の『大命』は現存映像が4回分のみであるのに対し、本作は10回を除く全体放映分と総集編映像が残っている。

キャスト

主要人物

興宣大院君/李昰応:イ・スンジェ
主人公。
高宗パク・チリョン
朝鮮第26代国王。
明成皇后キム・ヨンエ
高宗の妃。
閔氏夫人:ソ・ウリム
興宣大院君の妻。

その他の人物

大王大妃趙氏パン・ヒョジョン
朝鮮第24代国王・憲宗の母。
哲宗イム・ヒョク
朝鮮第25代国王。
哲仁王后金氏チョ・ナムギョン
哲宗の妃。
李最応キム・ソンウォン
興宣大院君の兄。
金玉均シン・ドンフン
甲申政変の主導者。
金弘集キム・セユン
開化派大臣。
金左根:チャン・ミンホ
安東金氏の当主。
朴珪寿パク・ヨンモク
平安道観察使。

日本の人物

井上馨ミン・ウク
外務卿・江華島条約の全権特使。
三条実美イ・デロ
太政大臣。
伊藤博文イ・スンホ
内閣総理大臣。
山縣有朋イ・ヨン
陸軍卿。
陸奥宗光パク・ギョンドク
外務大臣。
福沢諭吉イ・チウ
啓蒙思想家。

清国の人物

李鴻章ムン・オジャン
北洋大臣。
袁世凱キム・ソンファン
駐朝鮮代表。

放送日程

放送回 放送日
第1回 01982年01月10日 東窓が明るかったのか、夜が長いね
第2回 01月17日 夜が明ける頃
第3回 01月24日 李夏銓の最後
第4回 01月31日 哲宗登遐、その後
第5回 02月07日 高宗の登極
第6回 02月14日 吹いてくる風よ
第7回 02月21日 俗世に従って
第8回 02月28日 景福宮の渦巻
第9回 03月07日 宮中は春なのに
第10回 03月14日 燃えるシャーマン号[7]
第11回 03月21日 長竹は折れて
第12回 03月28日 恨み多き江華島
第13回 04月04日 勤政殿の空
第14回 04月11日 鎖国の早瀬の首
第15回 04月18日 波はうねって
第16回 04月25日 枯木に若芽は芽生えるのに
第17回 05月02日 辛未洋擾
第18回 05月09日 斥和波紋
第19回 05月16日 若芽はまだ幼くて
第20回 05月23日 風かな、雲かな
第21回 05月30日 十年の歳月
第22回 06月06日 高宗の親政
第23回 06月13日 昌徳宮に薫風が漂って
第24回 06月20日 倭館に暗雲が
第25回 06月27日 雲揚号事件
第26回 07月04日 江華島条約
第27回 07月11日 玄海灘には暗雲が
第28回 07月18日 修信使は帰ってきて
第29回 07月25日 開港の渦巻
第30回 08月01日 李東仁の足どり
第31回 08月08日 皮が割れる痛み
第32回 08月15日 事宜、朝鮮策略
第33回 08月22日 風が吹いてくる所
第34回 08月29日 密使の最後
第35回 09月05日 韓米修交
第36回 09月12日 長くて蒸し暑い夏
第37回 09月19日 ああ! 大院君駕籠に上る
第38回 09月26日 はるかに遠い昌徳宮
第39回 010月03日 遠くなる故郷山川
第40回 010月10日 斥和碑、倒れる
第41回 10月17日 清国から吹く風
第42回 10月24日 洋行
第43回 10月31日 郵政局の落成
第44回 11月07日 甲申政変、その後
第45回 11月14日 天津条約の陰謀
第46回 11月21日 大院君、帰還する
第47回 11月28日 日清戦争
第48回 12月05日 改革の熱風
第49回 12月12日 行く人、来る人
第50回 12月19日 走って、揺られて
最終回 12月26日 ああ! 大韓帝国

総集編

  • 第1部:1982年12月20日(題:吹いてくる風よ)
  • 第2部:1982年12月21日(題:鎖国の早瀬の首)
  • 第3部:1982年12月22日(題:開港の渦巻)
  • 第4部:1982年12月23日(題:ああ! 大韓帝国)

脚注

  1. ^ 原題はハングル表記ではなく、漢字表記『風雲』(파일:풍운 오프닝 FHD 리마스터축소.png参照)。
  2. ^ a b c d 풍운 NAVER. 2022年1月6日閲覧。
  3. ^ (8)00 (劇)대하드라머〈풍운(첫회)〉」『朝鮮日報』(1982年1月10日12面)、NAVERニュースライブラリー。2022年1月6日閲覧。
  4. ^ 대하드라머 붕운 3시간최종회「아! 대한제국」」『京郷新聞』(1982年12月25日7面)、NAVERニュースライブラリー。2022年1月6日閲覧。
  5. ^ a b 풍운 NAVER 영화. 2022年1月6日閲覧。
  6. ^ a b 鄭重憲(チョン・ジュンホン)記者「TV週評 史劇 새면모 보인「風雲」」『朝鮮日報』(1982年3月9日12面)、NAVERニュースライブラリー。2022年1月6日閲覧。
  7. ^ 未保存映像
KBS 大河ドラマ
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風雲

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