青20号(あお20ごう)は、日本国有鉄道(国鉄)が定めた色名称の1つである。
それまで標準的に使用されていた青15号よりも明るい青色で、国鉄部内での慣用色名称は「ブライトブルー」である。マンセル値は「4.5PB 2.5/7.8」。
1964年の新幹線0系電車の窓周りの帯の色として初めて採用。JR移行後も、東海道新幹線で運行される車両の帯色として使用されている。それゆえ「新幹線ブルー」の異名もある。
1970年には12系客車の地色に採用され、14系寝台車が登場した1971年以降は、特急形寝台客車の地色として使用された。なお、14系寝台車が登場直後は「ニューブルートレイン」とも称されたため、この色についても「ニューブルートレイン色」と呼ばれたことがあり、鉄道模型用の塗料である「タカラ鉄道カラー」においても、そのように称していた。
変わった例としては、福塩線において戦前型旧形国電が、青20号1色に塗装されていたことがある。
また、1981年に登場した福塩線105系の帯色に採用されたのを皮切りに、国鉄末期に登場した地域塗装の帯色としても採用された。
西日本旅客鉄道(JR西日本)のコーポレートカラー、北陸本線の413系、419系、471系、475系、457系(新塗装)、上越新幹線・北陸新幹線のE7系・W7系の青色部分もこの色に近い色合いである。
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