『雨の降る駅』(あめのふるえき)は、1986年6月6日にTBS系列で放送されたスペシャルドラマ。セゾングループの単独提供による「セゾンスペシャル」として放送された。
鎌田敏夫の脚本のもと、雨の降る郊外の小さな駅の待合室を舞台に、2組の男女と、これをとりまく人間模様を描いている。
あらすじ
9年間に及ぶ交際に終止符を打とうとしている熟年の男女、山添保之(田村正和)と佐々木水絵(大原麗子)は、今まさに雨が降る駅の待合室で、旅の最後に別れを告げようとしていた。そのとき、雨に降られかけこんできた若い二人のカップルと遭遇する。むつまじく旅を楽しむ若い男女の姿に、心が乱れる水絵、気まずくなる保之。二人はふと、このカップルのように振舞っていた昔の時代を思い返した。別れを決めながらも戸惑う彼らの前に、駅の売店で、困惑しながらも公衆電話をかけ続ける謎の女性・藤井佐和(島倉千代子)が現れた。
キャスト
スタッフ
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