長谷 和夫(はせ かずお、1927年11月21日 - 没年不明)は、日本の映画監督。
東京市出身。1951年法政大学文学部卒業、52年松竹京都撮影所監督部入所、助監督として酒井辰雄、大曾根辰夫につき、溝口健二の教えを受ける[1]。『海猫が飛んで』などのシナリオを執筆。64年松竹大船に移り[1]、65年監督昇進。『その口紅が憎い』でデビュー。倍賞千恵子、三田佳子ら主演の映画を監督したあと、『戦いすんで日が暮れて』など松竹製作のテレビ映画中心に移行、『必殺仕掛人』『科学捜査官』『甘ったれるな』などを演出。76年フリーとなり、テレビのシリーズもの、2時間ドラマを手がけ、『無人霊柩車殺人事件』(1980、テレビ朝日)『女弁護士 朝吹里矢子 レイプされた恋人』『どたん場で第三の男』などを演出[2]。
時期は不明だが会員である日本映画監督協会公式サイトでは物故者となっている [1]。