長崎県上対馬病院(ながさきけん かみつしまびょういん, Nagasaki Prefecture Kamitsushima Hospital)は、長崎県対馬市上対馬町比田勝(対馬島北部)にある医療機関。長崎県病院企業団が設置運営する病院である。
概要
- 歴史
- 1936年(昭和11年)に開設された「豊崎村産業組合医院」を前身とする。数回の移管・改称を経て1968年(昭和43年)に「長崎県離島医療圏組合上対馬病院」となる。2009年(平成21年)に長崎県離島医療圏組合が解散し、長崎県病院企業団が設立されたことにより、現在の名称に改称した。
- 診療科
- 14科
- 内科、小児科、外科、整形外科、産婦人科、精神科、神経内科、眼科、泌尿器科、耳鼻咽喉科、皮膚科、脳神経外科、リハビリテーション科、放射線科
- 病床数
- 60床(一般病床のみ)
- 指定・認定
沿革
- 1936年(昭和11年)4月1日 - 「豊崎村産業組合医院」が開設される。
- 1948年(昭和23年)12月 - 「豊崎村国民健康保険直営診療所」に改称。
- 1955年(昭和30年)1月 - 上対馬町の発足により、「上対馬町国民健康保険直営診療所」に改称。
- 1956年(昭和31年)4月1日 - 「国民健康保険直営上対馬病院」に改称。
- 1960年(昭和35年)4月1日 - 「国民健康保険上対馬病院」に改称。
- 1964年(昭和39年)11月 - 新病棟建設を開始。
- 1966年(昭和41年)4月1日 - 「国民健康保険上対馬町立病院」に改称。
- 1967年(昭和42年)
- 2月 - 鉄筋コンクリート造2階建ての新病棟が完成。病床数52床を有する。
- 8月 - 一般病床を9床増床して61床とする。
- 1968年(昭和43年)4月1日 - 長崎県離島医療圏組合の設立により、「長崎県離島医療圏組合上対馬病院」となる。
- 1980年(昭和55年)7月 - 二次救急輪番病院に指定される。ICU2床を設置。
- 1984年(昭和59年)3月 - 新病棟の建設を開始。
- 1985年(昭和60年)3月 - 新病棟が完成。一般病床95床で診療を開始。
- 1996年(平成8年)3月 - 本館の増築を完了し、特殊浴室・作業療法室・会議室等を新設。
- 2000年(平成12年)9月 - 訪問看護ステーションを開設。
- 2001年(平成13年)4月 - 院外処方を開始。
- 2005年(平成17年)
- 4月 - 療養病棟を開設し、一般病棟を60床、療養病棟を24床とする。
- 5月 - 通所リハビリテーション「デイケア上対馬」を開設。
- 2009年(平成21年)4月1日 - 長崎県病院企業団の設立により、「長崎県上対馬病院」に改称。
- 2012年(平成24年)1月 - 療養病棟を閉鎖し、一般病棟60床とする。
交通アクセス
周辺
脚注
関連項目
外部リンク