銀兵衛(ぎんべえ)は、かつてフリーランスで活動していた日本のお笑いコンビ[1][2]。2021年12月14日解散。
コンビ名は、小松の実母が事務作業をしていた居酒屋の店名に由来。他のコンビ名候補には「猛毒ゴリラ」「グリストラップ」があった。一度は現在のコンビ名に決まったものの、あゆむがアルバイト先の店長から薦められたという理由で「グリストラップ」に変えようと提案したが、小松は意味が分からなかったため却下。初舞台に別の「グリストラップ」というコンビがいたことにより、銀兵衛のままで良かったと小松は安堵した[5]。
2021年7月5日、マセキ芸能社公式サイトにて同日付けでの退所を発表[6]。以降はフリーで活動[7][8]し、漫才協会に籍を置く。退所後初となるM-1グランプリ2021ではフリーとしてエントリーした[9]。
2021年8月20日、YouTubeに公式チャンネルを開設[10]。
2021年12月14日、双方のTwitterアカウントにて解散を発表。各々の方向性が違ってきたことを理由に挙げており、以降はそれぞれピン芸人として活動を継続する[11][12]。
主に漫才[9]。
小松が日常の些細な不満点や違和感に対し、客席に向かって一方的に持論を熱弁するという、しゃべくり漫才とは一味違ったスタイル(ボヤき漫才)。小松の主張は理解し難いものも多く、あゆむが反論または同調するが、即座に否定されたり理解が足りないことを咎められたりする。ネタ時間が短い場合、あゆむはほとんど何も喋らず狼狽えるか相槌を打つという台本が多く、マセキの先輩だった塙宣之(ナイツ)は「めちゃくちゃな漫才」と評している[13]。始めにあゆむが「銀兵衛です、高校の同級生でコンビ組んでます」と名乗り、続いて小松が「そういう、目で見よう!」と発してからネタに入る。
銀兵衛 公式プロフィール - ウェイバックマシン(2020年10月27日アーカイブ分)