金原亭 馬久(きんげんてい ばきゅう、1985年1月18日 - )は、落語協会に所属する落語家[1]。十一代目金原亭馬生門下の二ツ目[1]。妻は同じく落語家の春風亭一花[注 1]。
経歴
練馬区育ち。東京都立西高等学校[2] 卒業。その後、一度は琉球大学へ進学するも浪人を経て立教大学に入学[3]。同大学現代心理学部映像身体学科卒業[4]。卒業論文のタイトルは「落語から覗く遊郭の世界」[4]。
職業としての落語家を意識したのは、大学四年のとき。「就活サイトに登録した後にふと池袋演芸場に立ち寄ったときに、落語家になろうって」と語っている。ジャズベーシストだった父の知人のピアニストを介して2010年11月、十一代目金原亭馬生に入門[1][3]。翌年5月に前座となる。前座名は「駒松」[1]。
2015年11月1日に林家つる子、入船亭遊京、林家扇兵衛と共に二ツ目に昇進。「馬久」と改名[1]。
2025年9月21日より、柳家やなぎ、林家なな子、吉原馬雀、入船亭遊京と共に真打に昇進し、六代目金原亭馬好を襲名予定[5][6]。
芸歴
人物
2019年8月に噺家の仲間の柳家かゑる、柳家花飛、三遊亭ふう丈、入舟辰乃助と富士登山に挑戦した。
妻は同じく噺家の春風亭一花。二人で堀切菖蒲園へデートで行った帰りに「俺の隣で咲き誇ってくれ」とプロポーズした。ただし、これは実際に言ったことではなく、本人は付き合った当初に言った「結婚を前提として付き合ってください」がプロポーズのつもりだったと明かしている。[7]
2019年11月23日に入籍。2020年5月24日に神田明神で挙式予定[8]だったがコロナ禍で延期、2021年3月28日挙式[9]。
出演
- 二つ目物語(2022年、林家しん平監督)- 男性客 役
脚注
注釈
出典
外部リンク