|
防衛官僚の「辻秀夫」とは別人です。 |
辻 英雄(つじ ひでお、1919年7月8日 - 2005年11月29日)は、日本の官僚、政治家。自由民主党衆議院議員。
来歴・人物
神奈川県に生まれる。1937年福岡県中学修猷館[2]、1940年第一高等学校文科甲類[3]を経て、1943年東京帝国大学法学部政治学科[4]を卒業。同年、高等文官試験行政科に合格し、内務省に入省。地方局属[5]。
戦後、内務省解体後、1947年労働省に移り、技能課長、賃金調査課長、監督課長、法規課長、組合課長、官房総務課長、1962年賃金部長、1966年官房長を歴任し、1967年福岡県副知事に就任。1971年に労働省を退官。
1976年、第34回衆議院議員総選挙に、自民党公認で旧福岡1区から立候補し衆議院議員に当選、以後当選4回(当選同期に愛知和男・鳩山邦夫・中村喜四郎・中島衛・西田司・池田行彦・堀内光雄・相澤英之・津島雄二・鹿野道彦・塚原俊平・中西啓介・与謝野馨・渡辺秀央・中川秀直・甘利正など)。三木→河本派に所属し、鈴木善幸内閣外務政務次官、第1次中曽根内閣経済企画政務次官、衆議院環境委員長を歴任するが、1986年の第38回衆議院議員総選挙には立候補せず、政界を引退。1981年10月から1995年10月まで西日本短期大学理事長も務めた。
2005年11月29日死去。享年86。
栄典
脚注
- ^ 『修猷館同窓会名簿 修猷館235年記念』(修猷館同窓会、2020年)同窓会員35頁
- ^ 『第一高等学校一覧(自昭和16年至昭和17年)(附録)』(第一高等学校編、1941年)348頁
- ^ 『東京帝国大学一覧(昭和17年)』(東京帝国大学、1943年)學生生徒姓名575頁
- ^ 『日本官僚制総合事典』東京大学出版会、2001年11月発行、360頁
- ^ 「秋の叙勲 受章者4492人 隠れた功労積み重ねた人にも光」『読売新聞』1989年11月3日朝刊
参考文献
|
---|
定数5 |
|
---|
定数6 |
|
---|
↓:途中辞職、失職など、↑:補欠選挙で当選。 |