賈 平凹(か へいおう、1952年2月21日—)は、中華人民共和国の小説家[2][3]。代表作に小説『秦腔』『古炉』『廃都』。中国共産党党員。現在は中国作家協会理事、中国作家協会陝西分会副主席、中国作家協会西安分会副主席である[4]。
略歴
1952年2月21日、陝西省商洛市丹鳳県棣花鎮に生まれた。
1974年、彼は作品を発表し始めた。
1975年、文化大革命期に、西北大学中文系に卒業。卒業後は陝西人民出版社の編輯となった。
1982年、西安市文聯に転職。専業作家の仕事に戻った。
1997年、長編小説『廃都』はフランスフェミナ賞外国文学賞を受賞している。
2003年、西安建筑科技大学人文学院院長、文学院院長に当選[5]。
2008年、『秦腔』が第七回茅盾文学賞を受賞。
2011に発表した長編小説『古炉』が施耐庵文学賞を受賞した。
2012年、第二回朱自清散文賞を受賞した[6]。
2013年、フランス芸術文化勲章を受賞した[7]。
作品
長編小説
中短編小説
散文集
日本語訳
- 『賈平凹 野山ー鶏巣村の人々・他』、井口晃 訳、徳間書店、1987年
- 「鬼城」「野山ー鶏巣村の人々」「小さな町の小さな店」を収録。
- 『廃都』上・下、吉田富夫 訳、中央公論社、1996年
- 『土門(トゥーメン)』、吉田富夫 訳、中央公論社、1997年
- 『老生』、吉田富夫 訳、中央公論新社、2016年
受賞
1978年、『滿月児』、全国優秀短編小説賞。
1984年、『臘月正月』、中国作協第三回全国優秀中篇小説賞。
1987年、『浮躁』、米ペガサス文学賞。
1989年、『愛的蹤跡』、全国優秀散文賞。
1997年、『廃都』、フランスフェミナ賞外国文学賞。
2005年、『賈平凹長編散文精選』、第三回魯迅文学賞[8]。
2006年、『秦腔』、第一回紅楼夢賞。
2008年、『秦腔』、第七回茅盾文学賞。
2011年、『古炉』、施耐庵文学賞。
2012年、第二回朱自清散文賞。
2013年、フランス芸術文化勲章。
映画化
脚注
外部リンク
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2000年代(第1回・第2回) |
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第1回(2006) |
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第2回(2008) |
最優秀賞 | |
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審査員賞 | |
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最終候補作 |
張煒『刺猬歌』/ 鉄凝『笨花』/ 曹乃謙『闇夜におまえを思ってもどうにもならない』
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2010年代(第3回 - 第7回) |
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第3回(2010) |
最優秀賞 | |
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審査員賞 |
李永平『大河尽頭』上巻 / 刁斗『我哥刁北年表』/ 畢飛宇『ブラインド・マッサージ』
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最終候補作 | |
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第4回(2012) |
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第5回(2014) |
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第6回(2016) |
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第7回(2018) |
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2020年代(第8回 - ) |
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第8回(2020) |
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第9回(2022) |
最優秀賞 | |
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審査員賞 |
董啓章『後人間喜劇』/ 陳冠中『北京零公里』/ 閻連科『中国のはなし 田舎町で聞いたこと』
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最終候補作 | |
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第10回(2024) |
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1980年代 - 1990年代(第1回 - 第4回) |
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第1回(1982年) | |
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第2回(1985年) |
李準『黄河東流去』/ 張潔『沈重的翅膀』(改訂版)/ 劉心武『鐘鼓楼』
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第3回(1991年) | |
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第4回(1997年) | |
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2000年代 - 2010年代(第5回 - 第10回) |
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第5回(2000年) | |
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第6回(2005年) | |
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第7回(2008年) | |
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第8回(2011年) | |
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第9回(2015年) | |
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第10回(2019年) | |
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