- 調音部位
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- 唇音
- 両唇音
- 唇歯音
- 舌頂音
舌尖音 / 舌端音
- 舌唇音
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- 歯音
- 歯歯茎音
- 歯茎音
- 後部歯茎音
- そり舌音
- 歯茎硬口蓋音
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- 咽喉音
- 咽頭音
- 喉頭蓋音
- 声門音
- 二重調音
- 両唇軟口蓋音
- ▶ 調音方法
調音部位(ちょうおんぶい、英語: place of articulation)または調音位置(ちょうおんいち)とは、子音の調音に際して声道内で空気の流れを妨げる場所のことを言う。
概要
子音を記述する際に考慮しなければならない要因の1つに、声道のどこで阻害が生じているか、というものがある[1]。調音部位は動かせない受動調音器官(主に上あご周辺にあり、唇と声帯以外動かせない)と、受動調音器官の方向に動かせる能動調音器官(舌など口内下部にある)の名称を使って記述する[1]。
従来、調音点(ちょうおんてん、英語: point of articulation)と呼ばれていたが、ある程度面積をもっているので、最近では調音部位、調音位置、調音の位置などが使われる。
調音器官
調音
調音部位は子音を分類する際、発声の次、2番目に置かれる。
関連項目
脚注
- ^ a b Paul Carley; Inger M. Mees; Beverley Collins (2017). English Phonetics and Pronunciation Practice. Routledge. pp. 10-11
参考文献
Ladefoged, Peter and Sandra F. Disner (2012) Vowels and Consonants, Wily-Blackwell, 『母音と子音:音声学の世界に踏み出そう』田村幸誠・貞光宮城訳、開拓社、2021年. ISBN 978-4-7589-2286-9
- 子音
- 国際音声記号 - 子音