西鉄香椎駅
ホームと停車中の西鉄新宮行き列車(2018年5月) 駅番号入りの駅名標。駅名の「西鉄」の部分が小さく書かれている(2017年2月) 旧式の駅名標と貝塚方面の時刻表。駅名標には「香椎」のみが記されている。
西鉄香椎駅(にしてつかしいえき)は、福岡県福岡市東区香椎駅前二丁目にある西日本鉄道(西鉄)貝塚線の駅。駅番号はNK05。当線唯一の管理駅で、松本清張原作の小説『点と線』に登場することでも知られる。
車内放送では「西鉄香椎、香椎」と案内される。
歴史
駅構造
島式ホーム1面2線を有する高架駅[1]。ホームの有効長は3両分であるが、将来の6両化に備えてホームの延長が容易な構造となっている。
自動改札機、エレベーター、エスカレーターあり。1階には定期券販売所もある。
- のりば
利用状況
2022年度の1日平均乗降人員は3,925人である[3]。近くにJR香椎駅(2021年度の1日平均乗車人員:11,321人)があり快速や特急の一部も停車するため、JR香椎駅のほうに利用客は偏っている(JR九州の駅で常に10位以内)。またJR千早駅が開業した現在でも、当駅でのJRとの乗り換え客は少なからず存在する。各年度の1日平均乗車および乗降人員は下表のとおり。
年度別1日平均利用客数[4]
年度
|
1日平均 乗車人員
|
1日平均 乗降人員
|
1996年
|
3,625
|
7,803
|
1997年
|
3,356
|
7,189
|
1998年
|
3,110
|
6,682
|
1999年
|
3,044
|
6,189
|
2000年
|
2,874
|
5,879
|
2001年
|
2,734
|
5,512
|
2002年
|
2,644
|
5,296
|
2003年
|
2,380
|
4,760
|
2004年
|
2,101
|
4,203
|
2005年
|
1,989
|
3,978
|
2006年
|
1,874
|
3,745
|
2007年
|
1,680
|
3,365
|
2008年
|
1,603
|
3,205
|
2009年
|
1,540
|
3,079
|
2010年
|
1,592
|
3,185
|
2011年
|
1,623
|
3,250
|
2012年
|
1,589
|
3,176
|
2013年
|
1,636
|
3,271
|
2014年
|
1,685
|
3,371
|
2015年
|
1,765
|
3,526
|
2016年
|
1,860
|
3,715
|
2017年
|
1,970
|
3,930
|
2018年
|
2,022
|
4,045
|
2019年
|
2,055
|
4,108
|
2020年
|
|
3,306
|
2021年
|
|
3,538
|
2022年
|
|
3,925
|
駅周辺
駅周辺では、香椎副都心土地区画整理事業による大規模な再開発が進められている。
バス路線
駅前広場完成に伴い、2017年8月26日より西鉄香椎始発着の路線バスが乗り入れを開始された。
西鉄香椎バス停(駅前広場ロータリー)
停留所 |
系統 |
経由 |
行き先
|
香椎浜・箱崎ふ頭・天神・大濠公園・県庁・博多駅方面
|
■22 |
香椎・香椎浜海岸通・名島・昭和通・天神 |
大濠公園
|
■23-1 |
香椎・名島・箱崎ふ頭・昭和通・天神
|
■29 |
香椎・香椎浜海岸通・名島・県庁 |
博多駅
|
西鉄香椎駅前バス停
停留所 |
系統 |
経由 |
行き先
|
香椎浜・天神・大濠公園方面
|
□無番 |
香椎・香椎浜海岸通 |
香椎浜二丁目
|
■23 |
香椎・名島・昭和通 |
天神三丁目 (15)
|
香椎・名島・昭和通・天神 |
大濠公園
|
■23-B |
香椎・都市高速(香椎浜 - 呉服町)・昭和通・天神
|
下原方面
|
■23・23-B・□無番 |
|
下原
|
■・□…方面別行先番号色
- ■…黒地|都心(博多駅・天神)方面
- □…白地|同地区郊外のみでの運行系統・番号無し(無番)・白色
- ■…黄地|香椎・和白・土井(香椎参道経由)・赤間方面
その他
高架駅移転まで、開業時からの駅舎が残っていた。また、西鉄全線で唯一大正時代ならびに戦前建築の駅舎であった。
現在のJR香椎駅も、博多湾鉄道汽船が西日本鉄道に統合され、同社糟屋線となった1942年9月19日から、糟屋線が国有化され香椎線となる前日の1944年4月30日までは西日本鉄道の路線が乗り入れる駅であった。
隣の駅
- 西日本鉄道
- ■貝塚線
- 香椎宮前駅(NK04) - 西鉄香椎駅(NK05) - 香椎花園前駅(NK06)
脚注
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、 西鉄香椎駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク
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