西川敏弘 |
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基本情報 |
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国籍 |
日本 |
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出身地 |
高知県 |
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生年月日 |
(1970-01-27) 1970年1月27日(54歳) |
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身長 |
156cm |
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血液型 |
A型 |
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騎手情報 |
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所属団体 |
高知県競馬組合 |
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所属厩舎 |
高知・川嶋順助 →高知・大関吉明 →高知・國澤輝幸(2022.02.03 - ) |
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勝負服 |
胴桃、白襷、袖白 |
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初免許年 |
1987年 |
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免許区分 |
平地 |
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騎手引退日 |
2022年11月30日 |
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通算勝利 |
22618戦3296勝 |
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調教師情報 |
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初免許年 |
2022年12月1日 |
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西川 敏弘(にしがわ としひろ、1970年1月27日 - )は、地方競馬の高知競馬場所属の調教師、元騎手(現役当時は國澤輝幸厩舎所属)である。勝負服の柄は胴桃、白襷、袖白。高知県出身[1]、身長156cm、血液型はA型。
多くの地元重賞に勝利するなど活躍をしており、高知競馬騎手会の会長を務めた[2]重鎮である。
地方競馬教養センターの同期として中西達也、吉田稔、東川公則、嬉勝則がおり、親密な関係にある。
来歴
1987年4月4日、高知競馬場にてコバンスター号に騎乗してデビュー[1]。
1988年1月3日の新春杯高知県知事賞をブルラミーで制し、重賞初勝利を果たす[3]。
2008年7月19日、高知競馬第6競走においてハーバータウン号に騎乗し、地方競馬通算2000勝を達成する[4]。
2010年12月19日には高知競馬の新記録となる通算2243勝目を挙げる[5]。
2013年11月2日高知競馬第7競走をラポールで勝ち、地方競馬通算2500勝を達成した[6]。
2022年11月11日、地方競馬全国協会より「令和4年度第2回調教師・騎手免許試験」の合格者が発表され、調教師免許に合格[7]。同年11月27日に高知競馬場で騎手引退セレモニーが行われた[8]。同年11月30日付で騎手を引退、同年12月1日付で調教師免許が交付された。
地方通算成績は22618戦3296勝・2着3379回・3着3070回・勝率14.6%・連対率29.5%。
エピソード
- 得意戦法を持っておらず、馬に合わせて自在に戦法を編み出すことを得意とする。
- 背中を丸めて騎乗する独特のフォームである。また時として激しく鞭を打って追い込む姿が印象的なため、「武将の突撃」に例えられることもある。
- 2003年に赤岡修次が怪我から復帰したが、騎乗機会に恵まれず成績も悪く引退しようとした。しかし西川は「この子には素質があるのにもったいない」と説得して慰留し、さらに騎乗依頼のぶつかった馬を積極的に回した。[9][10]。
- 2007年、高知に期間限定騎乗で所属した本橋孝太の素行不良に対し、厳しく叱責し泣かせた。本人から「同じ過ちを繰り返すところだった」と感謝されている[9]。
受賞歴
主な騎乗馬
- ブルラミー(1988年新春杯、開設記念・二十四万石賞)
- ウインウイング(1988年南国桜花賞)
- ニッポースワロー(1988年建依別特別、足摺特別、1989年建依別賞、1990年建依別賞)
- リードブレス(1989年金の鞍賞)
- ダイゴシンプー(1990年桂浜月桂冠賞)
- ヒットベンチャー(1990年金の鞍賞)
- スマノローゼン(1991年南国梅花賞)
- エンゼルホマレ(1992年長尾鶏賞)
- カムイショート(1992年RKC杯)
- キータイガー(1992年南国菊花賞)
- サクセスダイドウ(1994年南国菊花賞)
- レジェンドカオリ(1995年RKC杯)
- ダイジュマル(1996年珊瑚冠賞)
- サウンドアロー(1997年南国梅花賞)
- ラッキーイチロウ(1997年南国桜花賞)
- カウンターアタック(1998年南国梅花賞)
- ブリッジテイオー(1999年建依別賞)
- ウォーターダグ(1999年高知県知事賞、2000年黒潮マイルチャンピオンシップ、2001年黒潮スプリンターズカップ、二十四万石賞、高知県知事賞、2002年珊瑚冠賞、高知県知事賞、2003年二十四万石賞)
- ナンゴクジョオー(2000年金の鞍賞)
- チーチーキング(2003年南国桜花賞)
- エスケープハッチ(2003年マンペイ記念、南国桜花賞、2005年南国桜花賞、2007年南国桜花賞、2008年高知市長賞)
- マルチジャガー(2003年銀の鞍賞、2004年マンペイ記念、荒鷲賞、全日本アラブグランプリ、2006年南国桜花賞)
- カコイサンデー(2003年高知県知事賞)
- カイヨウソルトオー(2004年黒潮皐月賞、高知優駿)
- ロックハート(2004年南国優駿)
- トップアオバ(2005年黒潮皐月賞、黒潮菊花賞)
- レッドスターリリー(2006年黒潮菊花賞)
- スパイナルコード(2007年高知優駿、2009年トレノ賞、建依別賞、珊瑚冠賞)
- パッショネートキス(2008年高知優駿)
- リバティーフロー(2011年黒潮マイルチャンピオンシップ)
- ヒロカミヒメ(2011年金の鞍賞、2012年黒潮菊花賞)
- マインダンサー(2012年金の鞍賞)
- スクワドロン(2016年黒潮スプリンターズカップ)
- パッパカ(2017年土佐春花賞)
- セトノプロミス(2017年二十四万石賞)
- フリビオン(2017年西日本ダービー、高知県知事賞)
- ヴァリヤンツリ(2017年黒潮ジュニアチャンピオンシップ、2018年黒潮皐月賞)
- ケイマ(2019年トレノ賞)
- ウォーターマーズ(2019年黒潮マイルチャンピオンシップ、2020年だるま夕日賞、二十四万石賞)
- ダノングッド(2020年トレノ賞)
- ハルノインパクト(2020年黒潮ジュニアチャンピオンシップ、2021年土佐春花賞、黒潮皐月賞、高知優駿、土佐秋月賞)
脚注
関連項目
外部リンク