行平 あい佳(ゆきひら あいか、1991年8月8日 - )は、日本の元助監督・女優。東京都出身。アルファエージェンシー所属。早稲田大学教育学部卒業。
略歴
2014年、早稲田大学教育学部国語国文学科卒業後、2年間ほどフリーランスの助監督として作品に携わり、その後 CM などの絵コンテライターとして活動を開始。
その後、女優として本格的に活動を開始し、2018年に映画『素敵なダイナマイトスキャンダル』出演後、城定秀夫監督作品映画『私の奴隷になりなさい 第2章 ご主人様と呼ばせてください』で初主演を飾り、『私の奴隷になりなさい 第3章 おまえ次第』にも出演している。
人物
- 実母は女優の寺島まゆみ[1]。母から直接言われたことはなく、意識しだしたのは偶然2時間ドラマの再放送を観た小学生の時。大学以降は積極的に母の出たロマンポルノ作品を見て尊敬したという[2]。映画『セフレの品格 初恋』(2023年)で母と初共演した[2]。
- 自身は早稲田大学教育学部で平家物語を研究、大学卒業後は、映画製作の裏方である助監督を経て、映画に出る側の俳優部に回り、主演女優に抜擢されるという異色の経歴を持つ。
- もともと俳優部へのあこがれがあり、大学では映画製作サークルに入ったことをきっかけに、映画製作の裏側の勉強を実践的にこなしていた。
- そのうちに就職を考える時期となり、映像業界に一度入っておかないととの思いから、助監督の仕事を志願し、大学卒業後2年間ほど助監督の仕事にたずさわり、舞台や小さな作品への出演を経て、本格的に女優へと転向している[3]。2023年のインタビューでは、助監督時代には戻りたくないが、やっていてよかったと答えている[2]。
- 元々アニメや漫画が好きで、瀬尾明乃の役作りには日暮キノコの漫画や貞本版エヴァンゲリオンを参考にするなど、インタビューなどで引用することが多い。ジョジョの奇妙な冒険のファンで、フィギュアも多く集めている。森川智之と子安武人のファンを公言し、イベントにも足を運んでいる。
- Twitterはほとんどオタクアカウントであり、本人も言及している。
出演
テレビドラマ
配信ドラマ
映画
舞台
- クライベイビーカフェ(2015年12月17日 - 2015年12月20日 遊空間がざびぃ)
- 心頭滅却すれば火もまた涼し(2016年04月15日 - 2016年04月17日 北池袋新生館シアター)
- 地獄瓦世界がいる世界(2016年6月30日 - 2016年7月4日 新宿シアターミラクル)
CM
MV
ラジオ
- NHK-FM FMシアター「アンちゃんといっしょ、未来の家族」(2019年)
書籍
写真集
- 行平あい佳「掌花」 週刊現代デジタル写真集(2018年7月、西田幸樹撮影、講談社)
連載
WEB連載
- 行平あい佳「撮れる女優もアリですか」 NIKKEI STYLE (2017年7〜9月、日本経済新聞社)
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク