虹組 キララ(にじぐみ キララ、1975年12月1日[1][2] - )は、福岡県出身の日本のお笑い芸人[3]、女優[4]である。東村プロダクション所属。
概要
以前は「星太朗」、「星きらら」の芸名で活動。女優業は「キララ」という芸名で活動していた。また「虹組キララ」は、キララが演じるキャラクターの一つで、宝塚の男役風のキャラクターのことを指す。虹組キララと名付けたのは、『エンタの神様』プロデューサーの五味一男である[5]。虹組キララはIKKANプロデュースの一つのキャラクターであった[6]が、後に芸人業や女優業でも虹組キララの芸名を使用するようになった[3][4]。現在は女優業では本名の諏訪由布子と使い分けている。
お笑いコンビ「アムール」では月影キララの芸名を使用[2]しており、現在は虹組キララと月影キララの芸名を使い分けて活動している。
近年では、お笑い芸人集団『DB芸人』において、ビーデル役でも活動している[7][8]。
人物
略歴
- デビューは2002年。
- キラ・キララ(虹組キララ)としてのデビューは2007年9月。オフィス★怪人社ライブにて[9]。
- 『onna2(おんなおんな)』という女性コンビのメンバーとしても活動[10]、宝塚歌劇団の男役風のタカラジェンヌキャラはそこから発生したものである。他に、マネージャーの細井ちゃん子とのコンビ『虹組』、「虹組研究生」の高円寺モテコとのコンビ『虹組キララと研究生』でも活動、ピン芸人のナッキィとのコンビ『なつ組キラリ』でも活動したことがある。これらコンビのネタでも同様にお客さんに振って、「ツッコミが遅〜い!」とお客さんに突っ込むネタを行っている。
- 2008年6月、エンタの神様に虹組キララとして出演[11]。
- 2009年5月、お笑いコンビ『虹組キララと研究生』を結成[12]。
- 2012年10月、お笑いコンビ『虹組キララと研究生』を解散[13]。
- 2013年からは、男女コンビ『アムール』を組んで活動開始[2]。このコンビでは、『ガラスの仮面』の月影千草の様なキャラクターに扮してネタを行っている。
キャラクター設定
芸風
- 『エンタの神様』ではバラジェンヌのキャラクターで演じている。一連の流れは下の通り。
- 手にバラを持って登場。
- バラを上げ「ボンジュ〜ル」と言う。
- 客を指名し、まず名前をきく。どんな名前が返って来ても、勝手に、フランス調の名前に変えている。
- 前触れもなくボケを入れ、「ツッコミが遅〜い!」と客に突っ込む。
- DB芸人としてはビーデルに扮しているが、扮するのは原作の「魔人ブウ編」序盤における「髪を切る前の17歳のビーデル」が基本である。そのため、『まろに☆え〜るTV』などに出演する際には登場時に「ピッチピチの女子高生」を名乗り、実年齢について突っ込まれるのがお約束である。また、17歳らしからぬ実年齢相応の趣向[注 3]を話して突っ込まれる熟女キャラが定着している。
- ビーデルの娘のパンに扮するりかっち(田辺んジョニー)と共演する際には、(魔人ブウ編時点で)まだ生まれていないパンから「ママ」と呼ばれ、「あんた誰よ!」と返すやり取りも多い。また、他にも魔人ブウ編から何年も先の話である『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』に登場した「ペネンコ」のぬいぐるみをリュックに付けていたりなど、時系列のおかしさを突っ込まれる事もある[15]。
- 夫のロッキーがウイスに扮している関係で、DB芸人としての共演時にも夫婦として振る舞う[16]。ただし、原作ではビーデルとウイスの絡みは特に無い。
メディア出演
テレビ
インターネット
- アキコとキララの身も蓋もナイト(まんだらけインターネットテレビMandaray、2007年7月8日 - 2007年10月28日)月1回不定期配信、全5回
- 女子プロレス団体LLPW-Xのプレミアムイベントに出演(ニコニコ生放送、2012年2月14日)
- 新DB芸人オーディション〜其の弐〜(YouTube、2016年9月26日)
- 東村アキコと虹組キララの身も蓋もナイト(HIGASHIMURA PRODUCTIONポッドキャスト、2016年10月10日 - )週1回不定期配信
- まろに☆え〜るTV-GT(とちテレ公式チャンネル(とちぎテレビ)YouTube、2019年6月24日 - )
- GuuGoo(YouTube、2020年1月24日 - )
ゲーム
- 『半熟英雄4』(スクウェア・エニックス)フランソワーズ・チワワ刑事・リップナイト 他
- 『ふうらい奇譚』(スマホゲーム)ナジュ・司書・行商の少年
ライブ出演
お笑いライブ
- M-1グランプリ
- 2008年は「虹組」で出場、2回戦まで進出。
- 2009年は「虹組キララと研究生」で出場、3回戦まで進出。「なつ組キラリ」では2回戦まで進出。
- 東京ビタミン寄席 3位
- 雷ライブ(浅草東洋館)月1回レギュラー出演
- エンタメヒットパレード(浅草東洋館)不定期出演
- R藤本プレゼンツ DB芸人コントライブ「超コント伝説」(ルミネtheよしもと)
- 『真・アニメ座DB~DB芸人絶滅計画~』(紀伊國屋ホール)
舞台
- 『マスカレード』作・演出:高橋いさを
- 『正太くんの青空』作・演出:高橋いさを
- 『真夜中のファイル』作・演出:高橋いさを
- Pures『バレンタイン☆キッス』作・演出:西田シャトナー 新宿シアターアプル
- X-QUEST『色彩組曲~超伝導ヘキサゴン』 池袋シアターグリーンメインホール
- 原田篤プロデュース『ガラスのメカ』
他
脚注
注釈
- ^ 但し、本人は「(この設定は)なかったので誰か知らない人がWikipediaに設定を追加してくれたのだと思います」と答えている。[14]
- ^ 元々は「フランス革命のため」と記述されていたものが『まろに☆え〜るTV超』の「DB芸人Wikipediaクイズ」に出題されたが、本人が訂正している。[14]
- ^ 嵌っている食べ物が塩辛。好きなゲームがファミコンの『水戸黄門』など。
出典
外部リンク