藤原 宰太郎(ふじわら さいたろう、1932年 - 2019年5月21日)は、日本の小説家、推理作家・研究者。広島県尾道市出身。本名は宰(おさむ)。広島県立尾道北高等学校を経て早稲田大学第一文学部ロシア文学科卒業。推理研究家として多くの著作を刊行、他にも様々な活躍を続けた。
1968年3月にKKベストセラーズから刊行した『探偵ゲーム』を始め同様の推理クイズ本を量産し、推理クイズブームを創りだした。 内容は、いわゆる殺人のトリック、密室なのにどうやって殺せたか、凶器はどこに隠したか、というものだった。 これを見て該当する作品を読むという、ガイドブックのようなものとしても使用できるものであったが、一方でトリックがあらかじめ分かってしまうことも事実であった。 特に『世界の名探偵50人』(KKベストセラーズ1972年、文庫版1984年)は、わずか1頁のコラム中で『Yの悲劇』『オリエント急行殺人事件』『アクロイド殺人事件』『そして誰もいなくなった』『Zの悲劇』『黄色い部屋の謎』『モルグ街の殺人』等13作品の犯人を列挙している。
NHK推理バラエティ『私だけが知っている』、NHKアニメ『アリス探偵局』のトリック原案を担当していたこともある。
2008年に脳梗塞を患い、2019年5月21日に死去。
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