薬日本堂株式会社(くすりにほんどう)は、東京都品川区北品川に本社を置く、漢方専門店。
スギ薬局を展開するスギホールディングスの子会社。
概要
1969年創業の老舗漢方専門店。全国に17店舗展開する薬局・薬店では漢方相談をベースとし、健康的なライフスタイルを提案している。その他、ニホンドウ漢方ミュージアム、薬日本堂漢方スクール、書籍監修、「薬膳・漢方検定」監修、日本コカ・コーラ「からだ巡茶」永谷園「くらしの和漢」をはじめとした多業種とのコラボレーション、など、漢方・養生を軸とした事業を展開する。
薬剤師を中心とした漢方相談員による漢方相談をメインとした、3業態の漢方専門店を展開する。漢方薬は煎じ薬を中心に取り揃えている。
薬日本堂
(KUSURI NIHONDO)
薬日本堂、ニホンドウ漢方ブティック、カガエ カンポウ ブティックの3業態のうち最も歴史のある業態。1989年の薬日本堂旭川店(北海道旭川市)を皮切りに、広大な敷地にお堂型の店舗を構えるロードサイド型店舗として展開する。
かつて、創業者 河端敏博考案のキャラクター“どうあん先生”を使用していた。
ニホンドウ漢方ブティック
(NIHONDO KAMPO BOUTIQUE)
2002年、青山(東京都港区)に1号店をオープン。"漢方はライフスタイル"として漢方の智慧を活かした様々な商品やサービスを提供する。創業者の長女 山本雅枝(旧姓:河端)プロデュースの元、女性に向けた漢方ブランドとして、漢方薬以外にも和漢素材を配合したオリジナルのお茶なども展開する。また青山店には漢方ドリンクが楽しめるドリンクバーも併設していた。
品川本店は、「東京都再開発等促進地域」の対象地域に指定された事を受け、2022年6月26日(日)をもって東京都港区高輪での営業を終了。現在は表参道駅徒歩2分のニホンドウ漢方ミュージアム内にある青山店が本店。
カガエ カンポウ ブティック
(KAGAE KAMPO BOUTIQUE)
2011年、丸の内(東京都中央区)に1号店をオープン。創業者の長女 山本雅枝(旧姓:河端)がプロデュースする、不調を改善することはもちろん漢方を美容にも活用できるよう、美容意識の高い層に向けたブランド。漢方では肌は内臓の鏡とされていることから、体の内と外からアプローチする“内外ケア”を提唱し、和漢素材を配合したオリジナルのスキンケア、アロマ、お茶などを展開する。
薬日本堂漢方スクール
自分の健康は自分で守り、自分でつくる「漢方・養生ライフ」をテーマに2004年開校。1回完結のワンデイセミナーから、漢方養生指導士の資格取得を目指した本格的に学べるコースまで様々な講座を青山校、大阪校の2拠点と通信講座で展開する。
からだ巡茶などの開発に協力する鈴木養平(薬剤師)、飯田勝恵(薬剤師)、齋藤友香理(薬剤師)、原口徳子(中医師)、山吹育恵(中医師)[4]などの講師による、漢方、薬膳、ツボ、ヨガ、太極拳、和の香り、スパイスなどの講座等を開講している。
漢方養生指導士、漢方臨床指導士資格 認定指定校。[5]
ギャラリー、レストラン(薬膳レストラン10ZEN)、ブティック(ニホンドウ漢方ブティック品川本店)、スクール(薬日本堂漢方スクール品川校)が入店する、世界で初の漢方ライフスタイル提案型複合ショップとして2002年オープン。
「東京都再開発等促進地域」の対象地域に指定された事を受け、2022年6月26日(日)をもって東京都港区高輪での営業を終了し、ミュージアム機能を青山に移転統合。
監修書籍(外部リンク)
商品監修・開発協力
脚注
外部リンク