菅野 峰明(かんの みねあき、1944年5月1日 - )は、日本の地理学者。埼玉大学名誉教授[1][2][3]。人文地理学、特に都市地理学やアメリカ地誌を専門とし、都市内部構造の日米比較や、アメリカ合衆国の地域性の研究に取り組んでいる[4]。
経歴
岩手県の、後の陸前高田市に生まれる[4]。岩手県立一関第一高等学校卒業[5]。
1967年に東京教育大学理学部地学科地理学専攻を卒業した後、渡米してジョージア大学大学院で地理学を専攻し、1977年に博士課程を修了してPh.D.を取得した[2][4]。
留学から戻り、1977年11月に埼玉大学講師となり、1978年10月に同大学教養学部の助教授となった[2]。1986年8月に教授に昇任し、2007年から2008年にかけては副学長も務めた[1]。2010年に大学を退職した後[1][2]。2011年から2015年にかけて(埼玉大学の構内にある)放送大学埼玉学習センターの所長(放送大学特任教授)の任にあった[1]。
この間、研究においては、筑波大学系の研究者たちによるものを中心に、共同研究プロジェクトに参加することが多かった。また、学界においては、地理空間学会会長、埼玉地理学会会長などの役職を歴任した[2]。
主要業績
共編著
監訳
- ロジャー・ドイル編、アメリカ合衆国テーマ別地図、東洋書林、1995年
共訳
栄典
脚注
外部リンク