菅原 牧子(すがわら まきこ、1945年5月9日 - )は、日本のアナウンサー、プロデューサー、日本大学芸術学部放送学科特任教授[1]。
岩手県陸前高田市出身。青山学院大学文学部フランス文学科卒業。俳人協会会員、岩手県ふるさと大使、陸前高田市ふるさと大使。
人物・来歴
1968年4月、TBSにアナウンサー第13期生として入社(同期には小島一慶・松永邦久・池田園子・石井和子・見城美枝子・郷司淑子)。[2][3]
35年間、アナウンサー・番組企画制作者として活躍。『歌のない歌謡曲』、『菅・牧のお昼ですよ』、『講談社 ラジオブックス』他多数に出演。1987年、アノンシスト賞 テレショップ番組最優秀賞。1990年、アノンシスト賞 放送活動賞。1993年、『母と子の朗読コンサート』における第19回アノンシスト賞 ラジオ番組部門最優秀賞を受賞[4]。
永年、TBSで「朗読勉強会」を主宰。TBSアナウンサーの“読みの技術”向上に取り組んできた。スタジオ、ホールでのライブ「朗読コンサート」や、朗読番組の制作・演出・出演を通して、“美しい日本語・言葉の魅力”の探求を続けている。
公演回数20数回にわたる「朗読コンサート」をプロデュース。朗読と音楽のコラボレーションによる、健全かつ高品質な日本語の普及・浸透を目指している。
2003年、TBSを退社し、日本大学芸術学部放送学科教授に就任。同時並行して、年数回、ライブハウスやホールで「朗読公演」を開催。地方色の溢れる文芸作品を中心に、第一線の音楽家、アナウンサー、大学の若人達と“言葉と音楽”による舞台創りをしている。
その後も古巣・TBSラジオの「ラジオブックス」のプロデューサーを務めてきたが、2009年3月27日の放送をもって終了。また近年では一時同局の女性アナウンサーの人材不足状態が続いたこともあって、「朗読コンサート」はしばらく行われていない。
2012年3月で放送学科教授を定年退職、同年4月から同学科の特任教授に就任。
出演番組
テレビ
報道・情報ワイドショー番組
その他
ラジオ
出典
- ^ 日本大学芸術学部 校友会報2012年春季号(pdf)
- ^ 東京放送 編「III 放送関係 7.アナウンサーの活動記録」『TBS50年史 資料編』東京放送、2002年1月、238頁。「1968.4<13期生> 7人入社(男2・女5) 小島一慶 松永邦久 池田園子 石井和子 見城美枝子 郷司淑子 菅原牧子」
- ^ 東京放送 編「TBSアナウンサーの動き」『TBS50年史 付属資料・ハイブリッド検索編』(DVD-ROM & PDF)東京放送、2002年1月、23-24頁。「68.4 <13期生>7人入社(男2・女5) 小島 一慶 松永 邦久 池田 園子 石井 和子 見城美枝子 郷司 淑子 菅原 牧子」
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z 東京放送 編「TBSアナウンサーの動き」『TBS50年史 付属資料・ハイブリッド検索編』(DVD-ROM & PDF)東京放送、2002年1月、23-24頁。「菅原 牧子… R「子供音楽コンクール(69)」「今日も明るく健康で(70)」「それ行け!歌謡曲(71)(75)」「土曜でジャンプ<アシスタント>(72)」「ディスカバー歌謡曲(72)」「旅そしてふるさとの詩(72)」「歌のない歌謡曲(75〜95 約20年)」「三越夕べの音楽(77)」「Our Music'80(79)」「サブちゃんの演歌街道まっしぐら(81)」「スバルリラックスタイム(82)」「ナイターゴールデンスタジアム(82)」「近石真介の口八丁耳八丁(83)」「日本列島盛り場ヒット情報(84)」「毒蝮三太夫の土曜ワイド商売繁盛(85)」「日本列島おもしろヒット情報(85)」「はやおき倶楽部(86)」「青春リターンマッチ(86)」「菅原牧子のお昼にしましょう(89)」 ★「母と子の朗読コンサート」<第19回 アノンシスト賞 ラジオ番組部門最優秀賞受賞> TV「東京エコー(70)」「新鮮卓急便(86)」「JNNニュースショー」「今週のスター5」「パンチDEショッピング(97)」」
- ^ a b c d e f 東京放送 編「III 放送関係 7.アナウンサーの活動記録」『TBS50年史 資料編』東京放送、2002年1月、238頁。「菅原牧子 R「歌のない歌謡曲」「菅原牧子のお昼にしましょう」「朗読コンサート」 TV「東京エコー(1970)」「新鮮卓急便(1986)」「JNNニュースショー」」
参考文献
- 東京放送 編『TBS50年史』東京放送、2002年1月。