胡桃 ちの(くるみ ちの、1966年2月4日[1] - )は、日本の漫画家。岡山県津山市出身[2]。血液型はA型[1]。主に4コマ漫画を執筆。掲載誌や作品の執筆内容によって複数のペンネームを使い分けている[3]。
1985年大学在学中に4コマ漫画家デビュー[4]。
岡山県立津山高等学校時代の1年先輩にB'zの稲葉浩志がいる[5][6]。大学に進学して以降約20年間大阪府に居住していたが[7]、2005年からは神戸市東灘区在住[7][8]。
2004年から2007年にかけて芳文社の『まんがタイムラブリー』にて「つなみティーブレイク」で表紙を担当していた[9]。また2009年末ごろより同社のまんがタイムスペシャルでも表紙を数回担当している[10]。
2008年11月、『産経新聞』大阪版夕刊にて対談形式で掲載されている「新・関西笑談」のコーナーに2週間全12回分掲載。
2010年8月現在連載は雑誌掲載作品が11作品、新聞掲載作品が1作品の計12作品。発行済単行本総数は計79冊[11][12]。
常に10誌前後の雑誌で連載を持ち、月に100ページ近い連載を抱えている。また、4コマ漫画誌では、人気のある作品の場合は複数の雑誌で同じ作品を並行連載することが多いが、胡桃はそれをせず、全ての雑誌において違うキャラクター、違う作品を連載している。[独自研究?]
短期間ではあるが萌え系4コマ専門誌である『まんがタイムきららキャラット』において「吸血鬼と姫君」の連載を持ったことがある。[独自研究?]
登場キャラクターにキラキラネームを命名する事が多い。あくまでも創作を創作(非現実な世界)と割り切った上での「お遊び」としての命名だが、特に『ミッドナイトレストラン7to7』では、それを全開にしている[13]。
美少女(下ネタ)系の漫画を描く時はさおしか然(さおしか ぜん)を使用。また、初期にはみさき知乃(みさき ちの:岬ちの、岬知乃の表記もあり。同人作家時代のペンネームでもある)など複数のペンネームを使い分けていた。本人単行本などのプロフィールによると、知乃というペンネームを本人が考え、連載が決まった時に当時の担当編集が岬という姓をつけ、その後別雑誌で連載を始める際に胡桃と姓を変更したとのこと[14]。
新人(みさき知乃)時代より「同じネタを使いまわす」事を公言しており、実際、同じ作内で同じネタを状況や視点を変えるなどの手法をもって焼き直して使用する。これは本人いわく「昔使ったネタをけろーっと忘れてもっぺん使ったり」また「一つのネタでも二通り(以上)のオチを考え付いてしまったら両方描かないと気が済まない」(同じネタでも見せ方によって全く別の話になる、という主義を持つ)タチであるためだという[15]。
手がけている作品の舞台は、出身地である岡山県津山市(アキナイ☆ダマシイ、バール横丁奇譚他)、高校卒業後に移り住んだ大阪府大阪市(なにわOL奮戦記、天王寺のあべ乃ちゃん、ミッドナイトレストラン7to7他)、2005年より居住している兵庫県神戸市(つなみティーブレイク、セトギワ花ヨメ、カタコイ・カノン、坂の上の職人工房nest他)としている場合が多い。[独自研究?]
「大阪愛のたたき売り」やその続編「大阪愛のたたき売り育児編」などでは登場キャラ名こそ変えてはいるものの、自身の結婚・出産・育児体験をリアルに綴った「ほぼノンフィクション作品」を描いている[16]。
すべて胡桃ちの名義。
胡桃ちの 名義
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