筬島 桂太郎(おさじま けいたろう、1870年9月1日〈明治3年8月6日〉 - 没年不明)は、明治から大正時代の政治家。長崎県佐世保市長。
経歴
福岡県に生まれる。筬島卯助の長男。明治法律学校を卒業後、福岡県属となり、岩手県、北海道庁、愛媛県を経て、1902年(明治35年)佐世保市の市制施行とともに同市助役となった。その後、愛媛県上浮穴郡長、大阪電灯会社庶務課長、同佐世保支店長、佐世保軽便鉄道株式会社専務取締役を歴任し、1921年(大正10年)8月、佐世保市長に就任した。
市長在任中は、軍港の影響で拡大する市勢に対処するため三課制から六課制とし、教育、社会事業、社会勧業に力を注ぐ体制を整えたほか、市街地整備、都市計画、市立長田病院の移転、市営火葬場の建設、山ノ田浄水池など水源地の増設、佐世保商業専修学校、佐世保実修女学校の新設、夜間中学校を設置するなど尽力した。
のち、五島電燈取締役を歴任した。
親族
脚注
参考文献
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官選 |
- 渡邊修1902.9.6-1906.4.27
- 内田政彦1906.8.27-1916.9.3
- 加藤八太郎1916.10.14-1920.10.13
- 筬島桂太郎1921.8.12-1925.8.11
- 相賀照郷1926.6.29-1930.6.28
- 御厨規三1930.9.10-1934.9.9
- 相賀照郷1934.11.7-1940.3.29
- 小浦総平1940.8.5-1946.5.5
- 中田正輔1946.8.21-1947.4.7
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公選 |
- 中田正輔1947.4.8-1955.4.2
- 山中辰四郎1955.4.30-1963.4.29
- 辻一三1963.4.30-1979.4.29
- 桟熊獅1979.4.30-1995.4.29
- 光武顕1995.4.30-2007.4.29
- 朝長則男2007.4.30-2023.4.29
- 宮島大典2023.4.30-
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