第1戦車群(だいいちせんしゃぐん、JGSDF 1st Tank Group)は、かつて北海道恵庭市の北恵庭駐屯地に駐屯していた北部方面隊直轄の機甲科(戦車)部隊で2014年(平成26年)3月26日に廃止された。
群本部、本部管理中隊および3個の独立戦車中隊を編合して編成され、群長は1等陸佐が充てられていた。
自衛隊草創期、対ソビエト連邦重視の観点から当初独立部隊として編成され、その後、第1戦車団への増強改編に伴い同団の基幹部隊[1]となる。戦車団廃止後は北部方面隊直轄部隊として残留したが、冷戦の終結及び戦車削減などの影響から徐々に部隊規模を縮小していき、2014年(平成26年)3月、60年余りの歴史に幕を閉じた。
所属隊員の大多数は即応予備自訓練を終了しフル化改編する第73戦車連隊へ異動し、装備していた74式戦車は全車廃車処分となり、90式戦車は第7偵察隊へ管理替えされた。
部隊マークは、白地の北海道にサソリをくみあわせたもの。2000年(平成12年)ごろから使用していた。
独立第1特車大隊
第101特車大隊
第1特車群
第1戦車群
第1戦車群(旧第101戦車大隊)
第1特車群新編時(1956年(昭和31年)1月25日から)
第1戦車団新編時(1974年(昭和49年)8月1日から)
最大規模の編成時(1991年(平成3年)3月29日から)