1 竹野浜バス停、2 北前館、3 方角石
竹野浜(たけのはま)は、兵庫県豊岡市竹野町竹野にある白砂青松の砂浜で、日本海に面する竹野海岸の猫崎半島の東に位置する。竹野浜を含む竹野海岸は山陰海岸国立公園および山陰海岸ジオパークに属する。
地形
日本海に面する東西約800mの遠浅の砂浜である。
海水浴場
海は透明度が高く、環境省による快水浴場百選をはじめ日本の渚100選、日本の水浴場55選、日本の水浴場88選などに選ばれた日本を代表する海水浴場の一つで、夏は約50万人[要出典]の海水浴客でにぎわう。
歴史
江戸時代から明治時代にかけて北前船の寄港地として栄えた竹野浜一帯は「竹野の大浜」と呼ばれ、全国の廻船業者が軒を連ねた。
竹野浜の北西側にあり、日本海へ突き出るように伸びている猫崎半島は賀島と呼ばれていた[1]。
浜辺にある北前館には、北前船の復元船「天神丸」をはじめ和磁石や望遠鏡、船絵馬などが展示されている。また、近くの鷹野神社には船頭が奉納した船絵馬や方位を見るための方角石が残っている。
年表
ギャラリー
所在地
交通アクセス
周辺施設
- 北前館 - 竹野浜に面して建つ北前船をテーマとする資料館と竹野温泉の入浴施設を核とする複合施設
- 誕生の塩工房 - 竹野浜の海水を使った塩作り体験ができる施設
- 鷹野神社
- 大灯籠
- ローソン豊岡竹野店 - 2020年12月現在、竹野町内にある唯一のコンビニエンスストア。竹野浜から南へ徒歩10分。
近隣の景勝地・海水浴場・キャンプ場
脚注
- ^ a b c d 『竹野町史』通史編、pp.755-757
- ^ a b c d e f 『竹野町史』通史編、pp.886-889
参考文献
- 『但馬竹野浦 漫遊絵図録』「兵庫県最北端・豊岡市竹野町」、豊岡市商工会竹野支所
- 『TAKENO』、たけの観光協会発行
- 平岡重徳「第三章竹野の大正期/第二節産業の近代化」(竹野町史編纂委員会編『竹野町史』通史編、pp.737-761、1990年3月)
- 平岡重徳「第五章竹野の昭和後期/第二節観光と産業の発展」(竹野町史編纂委員会編『竹野町史』通史編、pp.869-891、1990年3月)
関連項目
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、
竹野浜に関連するメディアがあります。
座標: 北緯35度39分44.8992秒 東経134度45分41.5728秒 / 北緯35.662472000度 東経134.761548000度 / 35.662472000; 134.761548000