福田 達也(ふくだ たつや)、1967年(昭和42年)10月3日[1] - )は、日本の海上自衛官。第41代護衛艦隊司令官。第49代呉地方総監
略歴
大阪府八尾市出身。1990年(平成2年)3月、防衛大学校を第34期卒業し、海上自衛隊に入隊。入隊後は主に護衛艦や海上幕僚監部等で勤務したのち、2016年(平成28年)7月に第4護衛隊群司令に就任した。第4護衛隊群司令在任中の2017年(平成29年)3月から同年6月まで第151連合任務部隊(ソマリア沖・アデン湾で海賊対処に当たる多国籍部隊)の司令官(自衛隊から2人目)として派遣された[2]。司令官に着任4日後の3月13日(現地時間)、ソマリア沖で5年ぶりに発生した海賊事案に日本人として初めて対処し、各国部隊との調整に当たった[3]。帰国後には稲田朋美防衛大臣(当時)から1級賞詞が授与された[3]。その後も統合幕僚監部防衛計画部副部長、掃海隊群司令の要職を歴任し、2021年(令和3年)12月22日付で海将に昇任し、第41代護衛艦隊司令官に任命された[4]。2024年(令和6年)8月2日付、第49代呉地方総監に就任[5]。
年譜
脚注
- ^ 海上自衛新聞(平成27年7月31日)第2面・主要人事略歴
- ^ 「CTF151司令官に福田海将補が着任」朝雲新聞(2017年3月30日付)
- ^ a b 「海賊対処・CTF151司令官 福田将補に1級賞詞」朝雲新聞(2017年7月13日付)
- ^ 防衛省発令(将人事)(2021年12月22日付)
- ^ 防衛省発令(将人事)(2024年8月2日付)
- ^ 防衛省発令(将補人事)(2017年2月24日付)
- ^ 防衛省発令(将補人事)(2017年7月3日付)
出典
- 防衛省人事発令(2009~2014 1佐人事)(2015~2020将補人事)
- 先代
- 二川達也
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- 呉地方総監
- 第49代:2024年-
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- 次代
- 現職
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- 先代
- 齋藤聡
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- 護衛艦隊司令官
- 第41代:2021年-2024年
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- 次代
- 伍賀祥裕
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