福田 えり(ふくだ えり、1983年4月26日 - )は、日本の舞台女優である。大阪府池田市出身。ジャンクション所属。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのショー・アトラクション『ウィケッド』によりデビュー。
アルゼンチンに住むタンゴダンサーの姉をもち、彼女の影響で幼い頃から宝塚を観劇していた。17歳で進学を考えたとき、宝塚へ受験する意欲が湧き、レッスンへと通う日々が続いた。最初の受験はレッスンを始めて数ヶ月だったこともあり、第一次審査で落選。翌年は最終試験まで進んだものの再び落選。その後は1年間浪人となった。その後、舞台に立つため大阪芸術大学に入学した。
23歳のときにオーディションを受け、『ウィケッド』の立ち上げメンバーに合格した。在学中に現場の舞台に立つというのはイレギュラーなことだったが、大学の学科長である浜畑賢吉が「現場でやるのが一番勉強になる。大学に在籍しながら頑張ってみなさい」と背中を押した。そのため、大学最後の1年間は『ウィケッド』にアンサンブルとして出演しながら授業を受けていた。ショー終了後もユニバーサル・スタジオ・ジャパンで仕事を続ける選択肢もあったが、立ち上げから1年が経ち、大学卒業のタイミングでもあったため、東京へ行くこととなった。
東京で最初に出演した作品は坂本昌行主演の『ALL SHOOK UP』、ターニングポイントとして2013年に出演した『ミス・サイゴン』を挙げている[1]。