硝子のアンブレラ(ガラスのアンブレラ)は、日本の女性アイドルグループ・prediaの楽曲。自身通算17枚目[注 1]のシングルとして、2021年8月4日に日本クラウン(CROWN GOLDレーベル)からリリースされた。
背景とリリース
前作「東京マドンナ」(2020年9月23日)に参加したあのんが加入から僅か1年4か月で脱退したが、それに伴うメンバー補充やロゴマーク変更は行われず、prediaは再び6人編成で活動を継続した。また、「NAKED」(2019年6月12日)から3作連続で使用されていた『Revolver records』(リボルバーレコーズ)レーベルが設立から僅か2年で消滅[注 2]したため、本作[注 3]からは再びCROWN GOLDレーベルでのリリースに戻された。
本シングルの制作は、2021年5月30日にSHIBUYA PLEASURE PLEASUREで行われた『predia presents "THE LIVE 2021" vol.3』に於いて発表された[5]。表題曲は前作同様、栗原暁(Jazzin' park)が作詞・作曲に参加。“prediaらしい情熱的な歌謡Danceサマーソング”に仕上げている[3]。
水野まいの公式YouTubeチャンネル(後述)では、本作のジャケットとミュージックビデオ撮影の裏側をまとめた映像が公開されている。
2022年5月25日発売のベストアルバム『DIAMOND』に本作は収録されていない[6]。prediaのシングル表題曲としては唯一のアルバム未収録曲となった。
発売前後の出来事
本作発売前の2021年7月27日に、メンバーの水野まい・湊あかね・村上瑠美奈・まえだゆうが新型コロナウイルスのPCR検査で陽性と診断されたことが報じられ[注 4]、特に水野は気管支炎を患う事態となった[8]。この為予定されていたリリースイベントの一部が中止になる等、プロモーション活動に影響が出た[7][8]。
2021年8月8日、渋谷WWW-Xにてメジャーデビュー7周年記念ワンマンライブ「BRIGHT DAY」を開催。表題曲及びカップリングの「Ready Fight !」も披露した[9]。
2022年2月25日に発表された『日本クラウン・第58回ヒット賞』では、本作がシングルヒット賞に選ばれた[10]。
シングル収録トラック
トラックはType-A(CRCP-10468)・Type-B(CRCP-10469)・Type-C(CRCP-10470)共に同一だが、ジャケット写真が異なる。
CD
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 時間 |
---|
1. | 「硝子のアンブレラ」 | 栗原暁(Jazzin' park) | 前田佑・栗原暁 | 前田佑 | |
2. | 「Ready Fight !」 | 由利好[11] | 徐賢眞(Hyeonjin Seo)[11] | 高木龍一 (DREAM MONSTER)[12] | |
3. | 「硝子のアンブレラ」(instrumental) | | 前田佑・栗原暁 | 前田佑 | |
4. | 「Ready Fight !」(Instrumental) | | 徐賢眞(Hyeonjin Seo)[11] | 高木龍一 (DREAM MONSTER) | |
合計時間: | |
---|
DVD
# | タイトル | 作詞 | 作曲・編曲 | 演出 |
---|
1. | 「硝子のアンブレラ」(Music Video) | | | |
2. | 「硝子のアンブレラ」(MV Making) | | | shunsuke yamada (BRIDGE HEADWORKS)[13] |
脚注
注釈
- ^ メジャーデビューしてからは12枚目[3]。
- ^ BiSの個人レーベル「ULTRA STUPiD RECORDS」に移行[4]。なお、同じRevolver recordsからCDをリリースしていたBAND-MAIDは、この年にレコード会社をポニーキャニオンに移籍した。
- ^ 実質的にはレーベル消滅が報じられた後[4]の同年1月27日に発売されたアルバム「10ct」以降。
- ^ 感染当時はSARSコロナウイルス2-デルタ株が日本中に蔓延した時期であったが、メンバーからのデルタ株検出は公表されていない[7]。
出典
外部リンク
- predia公式
- インタビュー
- 水野まいチャンネル
|
---|
メンバー |
|
---|
シングル |
|
---|
アルバム |
|
---|
映像作品 |
インディーズ |
- predia LIVE DVD SHIBUYA-AX PARTY ON MAY 3, 2013
|
---|
メジャー | |
---|
|
---|
関連項目 | |
---|