真桑村(まくわむら)はかつて岐阜県本巣郡に存在した村である。現在の本巣市の南東部(真正町の東部)にあたり、現在の地名は、小柿、軽海、十四条、宗慶、下真桑、上真桑である。
この地域(上真桑、下真桑)は古くからマクワウリが生産され、マクワウリはこの地名に由来する。
歴史
大字
『岐阜県本巣郡真桑村土地宝典』による、村内に設置されていた大字は以下のとおり。真桑村廃止後、真正村、真正町を経て現在は本巣市の大字として存続している。
- 上真桑(かみまくわ)
- 軽海(かるみ)
- 小柿(こがき)
- 下真桑(しもまくわ)
- 十四条(じゅうしじょう)
- 宗慶(そうけい)
小・中学校
交通
名産・観光など
その他
- 1897年に6箇村が合併して真桑村が成立したが、当初、小柿村は本田村(後の本田村→穂積町。現・瑞穂市本田)との合併を予定していたという。結局小柿村は真桑村へ参加したのだが、これは小柿村内部の対立にもよるが、より多くの村と合併するために強引な引き抜きがあったという。事実この強引な引き抜きが原因で疑獄事件が発生し、多数の逮捕者が出ている(後に全員無罪)。
参考文献
脚注
関連項目