益永 茂樹(ますなが しげき)は、日本の環境学者。横浜国立大学名誉教授、東京理科大学工学部非常勤講師、工学博士(東京大学)。
人物
有害物質、環境鑑識学、環境理工学(大気輸送、物質循環解析、都市圏地表環境、環境交通工学)
などについての調査研究をおこなっている。有害化学物質に汚染された水環境の評価に実績が多く、ケミカルマスバランス等の汚染源解明を行う環境鑑識学の第一人者。多くの水や底質等の汚染問題委員会に参加し、国および地域の環境汚染問題の解決に向けて取り組んでいる。
略歴
学歴
職歴
主要著書
- 演習環境リスクを計算する(2003年岩波書店)
- リスク学入門 全5巻 (岩波書店)
社会貢献活動
委員会活動
- 東京都 江東内部河川底質関連対策検討会委員
- 島根県 馬潟工業団地周辺ダイオキシン類調査対策検討会議委員
- 東京都 横十間川底質関連対策検討会副座長
- 環境省 水・大気環境局 平成17年度ダイオキシン類未規制発生源調査検討会委員
- 埼玉県 古綾瀬川底質対策検討委員会委員
- 大阪府 ダイオキシン類に関する環境対策検討委員会 底質対策専門部会専門委員
- 東京都 環境保健対策専門委員会化学物質保健対策分科会委員
- 神奈川県化学物質環境保全対策委員会委員
講演活動
受賞歴
- 第11回環境化学論文賞
- 土木学会論文賞「港湾域における有機スズ化合物の存在特性と水中回帰に関する現地調査」(2008年5月)
所属学会等
関連項目
外部リンク