皐月 彩(さつき あや、1994年5月14日[1] - )は、日本の脚本家[1]、漫画原作者、小説家[1]。
エジプト出身[1]。アイ・パッション、Roots、ウォンテッドリー、パフ[2]、円谷プロダクション(2017年に業務委託契約)、フリーランス[3]を経て、ミリアゴンスタジオ(旧:オリガミクスパートナーズ)所属[4]。
東京大学教育学部附属中等教育学校卒業、日本大学芸術学部映画学科卒業[5][6][1]。2018年8月からはJobRainbowのメディア編集長を担当するなど、コンテンツライター職としても活動している[7]。
両親の仕事の都合により、幼少期をエジプトですごす[1]。小学生時代は小説家になりたいと漠然と考えていたが、中学生時代に個人作業の小説家よりも監督などとの対話を必要とする脚本家に魅力を感じるようになり、ラジオ『SCHOOL OF LOCK!』のラジオドラマ脚本募集に応募し、受賞した[1]。
秋葉原映画祭『猫カフェ』の共同執筆にて商業デビューした。[要出典]
大学卒業直前より、円谷プロダクションのアシスタントプロデューサー募集に応募し、特撮テレビドラマ『ウルトラマンジード』の仕上げ進行を務めた[1]。翌年『ウルトラマンR/B』にて脚本家としてデビュー[1]。
小説『SSSS.GRIDMAN ANOTHER LOAD』にて小説家としてデビュー[1]。
小学生の時にエジプトから日本へ帰国したが、当時は日本語がうまく喋れず、文化の違いにも距離感を感じており、そのことが現在の性格にも影響を与えたという[1]。日本語を覚えるためにドラマやアニメを視聴するようになった[1]。
『ジード』での仕上げ進行の仕事により執筆活動に支障がでたためプロデューサーの鶴田幸伸に辞意を伝えたところ、次作品の脚本コンペへの参加を勧められ、チーフプロデューサーの北浦嗣巳からの後押しもあり脚本家として起用された[1]。
『SSSS.GRIDMAN ANOTHER LOAD』執筆のきっかけは、大学時代の講師であった脚本家の小林雄次から雑誌『宇宙船』編集長の野口智和を紹介されたことであった[1]。打ち合わせにより「異世界転生もの」と決まったが、皐月はライトノベルに馴染みがなかったため一から学んだという[1]。
コロナ禍でエンタメ業界に関わる仲間を勇気づけたいと、自身のLINEノベルでの著作であった「ナヒレ決議」を題材に、収録は声優が個別に、SE作業、作画なども各自リモートで制作し、Youtubeで外出自粛特別企画ドラマ【ナヒレ決議】として、公開した。
文学フリマなどの書籍即売イベントにて2017年より、出展活動。