「百八円の恋」(ひゃくはちえんのこい)は、クリープハイプのメジャー6枚目のシングル。2014年度3作目のシングルとして前作「エロ/二十九、三十」から4か月ぶりの2014年11月5日に、ユニバーサルミュージックジャパンより発売された。初回限定盤には特典DVDが付属。
概要
武正晴監督の映画『百円の恋』のシナリオを読み、尾崎世界観が書き下ろした曲で同映画の主題歌となっている[1]。
タイトルの「百八円」は、本作発表当時の日本における消費税額(8%、100円につき8円)にちなむ。尾崎世界観は、「100円を俯瞰で見た場合、消費税ってすごく邪魔なものというか、出鼻をくじかれるというか。(八円に)目がいくのは、そういう性格があるのかもしれないですね」と語る[2]。
ミュージックビデオは、松居大悟が監督を務め、全編8ミリフィルムで撮影された[3]。
オリコンウィークリーチャート初登場14位と、前作の最高順位や初動売り上げ枚数を遥かに下回り、メジャーデビュー以来初のトップ10入りを逃した作品となった。
収録曲
CD
全作詞・作曲: 尾崎世界観。 |
# | タイトル | 作詞 | 作曲・編曲 | 時間 |
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1. | 「百八円の恋」(武正晴監督の映画『百円の恋』主題歌。) | 尾崎世界観 | 尾崎世界観 | |
2. | 「君の部屋」 | 尾崎世界観 | 尾崎世界観 | |
3. | 「ラジオ」(文化放送「白石聖のわたくしごとですが…」エンディングテーマ。) | 尾崎世界観 | 尾崎世界観 | |
合計時間: | |
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DVD(初回限定盤のみ)
「くそバレー2014」(約68分)
- 中学生時代にバレー部で万年補欠だった尾崎世界観が、その過去の傷を消すためにバンドのメンバーたちと特訓し、試合に出て一緒に戦う様子が収録されている。また、コーチ役として川合俊一が出演している。
脚注
- ^ “クリープ、ツアー千秋楽で映画コラボ×2発表”. natalie.mu. (2014年9月18日). https://natalie.mu/music/news/126453 2014年12月17日閲覧。
- ^ 尾崎世界観「“エロ”を本気でやろうと思った」クリープハイプの分岐点となった楽曲とは?、AdverTimes.、2020年12月9日。
- ^ “クリープハイプ、新作『百八円の恋』の特設サイト開設&MV公開”. Ro69. (2014年10月25日). https://rockinon.com/news/detail/112341
外部リンク
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シングル |
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アルバム |
インディーズ |
- 1.ねがいり
- 2.When I was young, I’d listen to the radio
- 3.踊り場から愛を込めて
- 4.待ちくたびれて朝がくる
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オリジナル | |
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ベスト | |
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作品集 | |
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映像作品 |
- クリープハイプの窓、ツアーファイナル、中野サンプラザ
- 自分の事ばかりで情けなくなるよ
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参加作品 | |
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関連項目 | |
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