『男の自画像』(おとこのじがぞう)は、柳沢きみおの漫画。『ビッグコミック』(小学館)に1986年4月から1988年10月まで連載された。
6年前にプロ野球選手を辞めた主人公・並木雄二が、現役投手として復帰し、再び引退するまでの道のりを描く。
並木雄二はプロ野球球団「東京セネタース(戦前に実在していた同名球団とは無関係)」に所属していた元プロ野球選手。7年間の現役時代は切れ味鋭いシュートを武器に活躍したが、投げすぎが原因で右肘を痛め退団。その後は普通の会社員となり、物足りない毎日を送っていたが、現役投手としてマウンドで球を投げて打たれるという夢を見てしまう。6年後、36歳になった並木はかつて同じセネタースに所属していた益山と再会し、現役時代の思い出を語り合うようになる。ある日、並木は益山に、いつも見ている夢について話した。その夢を見続ける原因は未だに自分が現役でいるつもりだからでは、と益山が答えたことで、並木は自分の気持ちに気づき、燃え尽きるために現役復帰することを決意する。
並木は会社に辞表を出し、益山と練習を重ね、シュートに代わる決め球「ナックル・ボール」を体得すべく、努力を続けるが、現役復帰への道は遠い……。
森
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