田中 彰伯(たなか あきのり、1961年11月7日 - )は、日本のシェフ(フランス料理)、画家。
東京都杉並区荻窪出身。15歳の時にフランス料理界に入る。23歳でフランスへ渡航。パリ7区の一ツ星レストラン「ラ・ブールドール」でシェフ代行として務めた後、南フランス、ムスティエ=サント=マリー (Moustiers-Sainte-Marie、古オック語:Mostiers Santa Maria)にある「レ・サントン」のシェフを務め当時最年少28歳でミシュランの1つ星に格上げする。同時期に独自の真空調理法を開発。
日本に帰国した後、代官山の「ロジェ・ベルジェ」の総料理長を務め、1993年に、フランス料理店「レ・クリスタリーヌ」の開店をかわきりに、「コンコンブル」、「クレッソニエール」と展開を成功させる。
1994年にはエスコフィエ協会に入会。現在は料理人として地域活動に参加する一方、フランス料理を題材とした画家として、数々の美術展に入選を果たしている。