照恩寺(しょおんじ)は、三重県四日市市大矢知町にある真宗本願寺派の寺院。山号は青木山。
概要
江戸時代、佐久間明心により浄土真宗の道場として開かれたとされるが、創建年は未詳という。
境内
- 1878年(明治11年)、三重県員弁郡東員町南大社の欣浄寺本堂を移築したものであるが、そのままの移築ではなく一部分の改修の痕跡があるという。元々は宝暦年間に建造されたものとされる。
- 桑名城の城門であったが、明治維新時の取り壊しに際して蒔田の長明寺に移されたものが、1926年(大正15年)3月にさらに移築されたものという。享保6年(1721年)の銘がある鬼瓦が残ること、建築様式からしても当時の建築であると推定される。
脚注
参考文献
- 大矢知歴史研究会 編『歴史のまち ふるさとおおやち』大矢知歴史研究会、2008年2月11日。
- 四日市市 編『四日市市史 第四巻 史料編 文化財』四日市市、1989年3月31日。
外部リンク
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