湊町リバープレイス(みなとまちリバープレイス)は、大阪市浪速区湊町一丁目[1]にある、多目的複合イベントスペースである。八角形の宇宙船のような形が特徴。
本項では、同建物内にある阪神高速道路湊町パーキングエリア (PA) についても記述する。
概要
大阪市の都市構造再編プロジェクト「ルネッサなんば」のウォーターフロントゾーンとして、旧国鉄湊町駅(現 JR難波駅)の貨物ヤード跡地に開発され、2002年7月16日に開業した。
プラザ1(地下2階)、プラザ2(1階)、プラザ3(2階)の屋外イベントゾーン3箇所と、エフエム大阪の社屋(プラザ3にオープンスタジオを設置している)、3階から6階を占めるライブハウス「なんばHatch」およびオフィスなどで構成されており、音楽・パフォーマンスイベントや展示会に幅広く使用されている。また、建物の一部を阪神高速道路の湊町出入口と共有しているほか、2階は湊町PAとしても利用されている。なお、湊町リバープレイスの他の施設と同PAは接続していない。
北側には道頓堀川を航行する遊覧船が使用する湊町船着場があり、また、道頓堀川に架かる浮庭橋を渡って南堀江にアクセスできる。南側には千日前通(阪神高速15号堺線)を挟んでJR難波駅や大阪シティエアターミナル (OCAT) およびバスターミナルがあり、地下通路で連絡している。
主な入居施設
なんばHatch
なんばHatch(なんばハッチ)は、本施設の中核施設となるライブハウス。当施設の3階から6階までを使用している。名称は、建物の外観が八角形であることが由来で、DJの谷口キヨコが命名した[2]。
2002年7月16日・17日に開催された「大阪-シカゴ ブルースフェスティバル」でオープン(オーティス・クレイ、ビリー・ブランチ、デボラ・コールマンらが出演)[3]。
日本のライブハウスとしては唯一、優良ホール100選に選ばれている。
- 施設概要
- 1階席(施設5階) - 602席[4](スタンディング1,778人)、ドリンクコーナーなど[5]。
- 2階席(施設6階) - 153席[4]
- 入口、ロビー、レストランなど(施設3階)[5]
- 楽屋、倉庫(施設4階)[6]
湊町PA
湊町パーキングエリア(みなとまちパーキングエリア)は、阪神高速道路15号堺線のパーキングエリア (PA) である。当施設の一部(2階部分)を共用している。
当PAは15号堺線堺方面からの湊町出口の出路より分岐して入場し、出場後は1号環状線信濃橋方面への湊町入口の入路に合流する。そのため、当PAを利用した場合は湊町出口を利用できなくなる[注釈 1]。
自動販売機の管理は京阪レストランに委託されている。
交通
地下通路(駅コンコース)からの最寄りの出口番号は「26-B」である。
脚注
注釈
- ^ 誤って進入した場合、次の出口は1号環状線信濃橋出口となる。
出典
関連項目
外部リンク