沖縄県道35号線(おきなわけんどう35ごうせん)は沖縄県宜野湾市普天間と中頭郡中城村字奥間とを結ぶ一般県道。2006年(平成18年)6月の土砂災害(地すべり)を被って道路をふさがれ、一部区間が約2年半にわたり通行不能になったが2008年(平成20年)12月4日に完全復旧した。
概要
区間
通過自治体
交差する路線
重複路線
- 沖縄県道29号那覇北中城線(北中城村安谷屋 - 中城村新垣)
路線バス
かつては東陽バスの新垣線が全区間(重複区間含む)通ったが2005年(平成17年)に廃止され、現在単独区間にはコミュニティバス護佐丸バス(東陽バス受託)が運行されている(その他県道29号との重複区間の一部で那覇バスの125番・普天間空港線の中城経由が平日1日1本通るのみ)。
歴史
- 戦前、この道路が建設するとき最初は中城村当間に抜ける予定だったが、高低差が大きく急勾配で建設困難だったため、勾配を緩やかにして現在の奥間に抜けるようにされたという。
- 1953年(昭和28年)に琉球政府道35号線として指定。
- 1972年(昭和47年)の本土復帰と同時に県道35号線となる。
- 1987年(昭和62年)に沖縄自動車道北中城インターチェンジアクセス道路となるバイパスが開通。
- 1993年(平成5年)に北中城村安谷屋 - 中城村新垣間とバイパスの部分が主要地方道那覇北中城線(県道29号)となる。
- 2006年(平成18年)6月に梅雨後半の大雨で中城村北上原で土砂災害(地滑り)が発生。その土砂で本路線の一部も被害となり、2年半にわたり通行不能に。被害から1年余後の2007年(平成19年)夏頃にようやく復旧工事に着手し、2008年(平成20年)12月4日に完全復旧した。
関連項目
外部リンク