「永遠の絆」("Can the Circle Be Unbroken (By and By)")は、エイダ・R・ハバーション(英語版)およびチャールズ・H・ガブリエル(英語版)による賛美歌 "Will the Circle Be Unbroken?" をA.P.カーターが手直ししたカントリー/フォーク・ソング[1][2]。この曲の歌詞は語り手の母親の死、葬儀および埋葬に関わっている。
この曲が初めて注意を引いたのはカーター・ファミリーによってだった。この曲はブラインド・ジェームズ・キャンベル(英語版)、ボブ・ディラン、ザ・バンド、ザ・ステイプル・シンガーズ、クララ・ウォード・シンガーズ、ジョン・フェイ(英語版)、ロイ・エイカフ、ジョーン・バエズ、チーフタンズ、ジェリー・リー・ルイス、ジーン・ヴィンセント、ラルフ・スタンレー、ブラック・クロウズ、クリスティーン・ハーシュ、ジョン・リー・フッカー、ビル・モンロー、ニッティー・グリッティー・ダート・バンド、ペンタングル、スペースメン3、Cカントリー・ジョー・マクドナルド、ジョン・スタッツ(英語版)、スピリッツ・オブ・ザ・ウェスト(英語版)とワンダー・スタッフ、メイヴィス・ステイプルズ、ザ・フェリス・ブラザース(英語版)、ジョニー・キャッシュ、グレッグ・オールマン、ザ・ナッシュビル・ブラザース(英語版)、ジェフ・バックリー、モービー、アグネス・チャン、ザ・ボロコス(英語版)、ニュー・イングランド・ウェザー(英語版)などの数多くのグループおよびミュージシャンによってカバーされている。この曲のリフレインはカール・パーキンスの曲 "Daddy Sang Bass" や、アトランタ(英語版)の曲 "Sweet Country Music" に取り入れられた。主としてゴスペル、ブルーグラス、フォークでカバーされたが、他のジャンルのバージョンも存在している。ほとんどのカバーバージョンでは別タイトルの "Will the Circle Be Unbroken" が使われている。1998年、グラミー栄誉の殿堂に列せられた。
ほとんどのカバーバージョンでは曲全体を4/4拍子で通しているが、1927年のカーター・ファミリーの録音では各ヴァースの終わりとコーラス中に2回、3/4拍子を使っている。
1988年、ピート・シーガーが1960年代半ばから現在に到るまで提唱してきたハドソン川のクリアウォーター・リバイバル(現在ではクリアウォーター・フェスティバルと呼ばれている)をきっかけに、キャシー・ウィンター、ベッツィ・ローズ、マーシャ・テイラー、テリー・ダッシュの4人がコーラスの2行目を "Rise Up Singing" と書き換えて、著作権を取得した:
Will the circle be unbroken, by and by Lord by and by. There's a better way to live now, we can have it if we try. I was born down in the valley where the sun refused to shine but now I'm climbing - up to the highlands - Gonna make all those mountains mine.
There's a better way to live now, we can have it if we try.