水口雅夫(みずぐち まさお、1952年 - )は、日本の経営学者。元九州産業大学商学部第一部商学科教授。専門は、企業システム論。熊本県出身。
経歴
1989年(平成元年)に西南学院大学大学院経営学研究科博士課程単位取得。研究テーマは経済成長、その測定のものさし、経済成長に伴う人の行動(ふるまい)の進化; 企業活動を通じた知識と技能の蓄積である。1995年(平成7年)から1996年(平成8年)にアメリカ合衆国コロンビア大学客員研究員、九州産業大学助教授を経て教授となる。
主な著書
- 米国企業の組織構造と制度配置問題(九州産業大学 商経論叢 1997年(平成9年))
- 制度学派とコーポレート・ガバナンス(企業と社会の境界変容 1999年(平成11年))
- システムとしてのコーポレート・ガバナンス(現代日本の株式会社 2001年(平成13年))
- 市場・企業ガバナンスと事業体・投資機関の組織領域(証券経済学会年報 第40号 2005年(平成17年))
- 企業制度と知識の経済学―理論と現実の対話促進のために(九州産業大学 商経論叢 2003年(平成15年))
- 組織と制度の経済学(翻訳 2001年(平成13年))