毛利元就博(もうりもとなりはく)は、1997年(平成9年)に広島県広島市で開催された地方博覧会。正式には「大河ドラマ毛利元就博」がイベントの名称であり、同年に放送されたNHK大河ドラマ『毛利元就』に合わせ行われた。
広島県出身の戦国大名毛利元就を主人公とした大河ドラマの放送に合わせ、「いま蘇る、智と愛の戦国ロマン」をテーマに開催された地域おこしのイベントである[1]。開催期間中の「毛利元就博」入場者は63万1,000人で、当初見込みの70万人は下回ったものの、博覧会場に隣接する広島城の入場者が前年比2.5倍の35万人となるなど、一定の成果を挙げたとされている[2]。