『正徹物語』(しょうてつものがたり)は、室町時代の歌論書。全2巻。前半(『徹書記物語』とも)は、正徹の執筆、後半(『清巌茶話』とも)は弟子の聞き書きと考えられている。
文安5年(1448年)ごろ、または宝徳2年(1450年)ごろに成立した。
歌論と歌話を集成する。藤原定家に対する傾倒が著しく、その幽玄論は重要な影響力を持った。
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