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この項目では、大阪市都島区の神社について説明しています。その他の用法については「桜宮」をご覧ください。 |
櫻宮(さくらのみや)は、大阪市都島区中野町にある神社。旧社格は郷社。登記上の宗教法人名称は新字体の桜宮。通称桜宮神社(さくらのみやじんじゃ)とも表記される。都島区の地域名である桜宮は、本神社の名前が由来となっている[1]。
歴史
兵火洪水の難などに遭ったため神宝記録が紛失し、詳しい創建は不詳であるが、元は東生郡(東成郡)野田村「小橋」櫻の馬場字「宮田」に氏神として奉斎したのが始まりとされる。
慶長18年(1613年)の冬に再建されたが、元和6年(1620年)の大和川の洪水により社殿が流出し、現在の中野町に当たる中野村に漂着したため同地に祀った。その後も寛文6年(1666年)と延宝2年(1674年)の2度にわたり水禍にかかったため、大坂城代の許しを得て現在の地に還座した。
1872年(明治5年)に郷社に列し、1906年(明治39年)に神饌幣帛料供進社に指定される。
1907年(明治40年)以降、兎我野町の若宮八幡宮、鯰江町の新喜多神社、毛馬町の八幡大神宮、善源寺町の産土神社を合祀する[2]。
1945年(昭和20年)6月7日の第3回大阪大空襲で本殿の他、拝門前庭にあった浪速七不思議にあげられていた「廻り回廊」なども全焼するが、社殿は戦後に復興した。
祭神
境内
文化財
大阪府指定有形文化財
現地情報
- 所在地
- 交通アクセス
脚注
出典
- ^ “大阪の橋”. FUJITSU Family. 2018年9月4日閲覧。
- ^ “櫻宮”. 都島ドットコム. 2018年9月4日閲覧。
外部リンク