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「横県」はこの項目へ転送されています。前漢の時代に現在の山東省にあった県については「横県 (山東省)」をご覧ください。 |
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日本の岩手県の「奥州市」あるいは山西省朔州市の「応県」とは異なります。 |
横州市(おうしゅう-し)は中華人民共和国広西チワン族自治区南寧市に位置する県級市。
地理
横州市は広西チワン族自治区の南東部に位置し、東は貴港市、南は霊山県及び浦北県、西は邕寧区、北は賓陽県と接している。珠江流域の支流の鬱江が流れる。
歴史
前111年、前漢は横州市の地域に合浦郡及び鬱林郡を設置、現在の地域には広鬱県・合浦県・安広県・平山県が設置された。
286年(太康7年)、西晋が寧浦郡を設置、郡治が現在の横州市内に設置された。南朝梁の天監年間(502年 - 519年)、寧浦郡を分割し簡陽郡を設置、新設の簡陽県を管轄した。591年(開皇11年)、隋朝により寧浦郡・簡陽郡を廃止し簡州が設置された。その後598年(開皇18年)に縁州と改称、606年(大業2年)に縁州は一旦廃止されたが、唐朝が成立すると621年(武徳4年)に再び簡州が設置された。623年(武徳6年)、簡州は南簡州と改称、634年(貞観8年)、横州と改称され、下部に蒙沢県及び嶺山県の両県を管轄した。758年(乾元元年)には寧浦県・従化県・楽山県を管轄するようになった。
1279年(至元16年)、横州は横州路に昇格したが、1295年(元貞元年)に横州に降格、寧浦県及び永淳県を管轄した。1369年(洪武2年)、明朝は寧浦県が廃止となり横州に編入された。1377年(洪武10年)、横州は横県に一次降格したが、1380年(洪武13年)に再び横州に戻された。
1913年(民国2年)、横州は横県と改められた。1952年、永淳県の解体に伴い、その管轄区域内であった巒城・六景・良圻・石塘・平朗地区が横県に移管された。
2021年2月3日に横県より県級市の横州市に改編され現在に至る。
行政区画
- 鎮:横州鎮、百合鎮、那陽鎮、南郷鎮、新福鎮、蓮塘鎮、平馬鎮、巒城鎮、六景鎮、石塘鎮、陶圩鎮、校椅鎮、雲表鎮、馬嶺鎮、馬山鎮、平朗鎮
- 郷:鎮竜郷
交通
鉄道
道路
健康・医療・衛生
施設
外部リンク