榎本 元忠(えのもと もとただ)は、安土桃山時代から江戸時代初期にかけての武将。毛利氏の家臣で、長州藩士。毛利輝元の家臣。父は毛利氏の重臣・榎本元吉。
天正6年(1578年)、毛利輝元の側近・榎本元吉の長男として生まれ、早世した伯父と同名の「元忠」と名乗る。
父同様、幼少の頃より輝元に仕えたが、家督を継がないまま、慶長12年(1607年)7月20日に死去。享年30。弟の就時が元忠に代わって嫡男となった。